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lineaとむすひ

蛍と暮らす

2017.06.15 00:47

今年も我が家のまわりに蛍が舞い始めた。


たった4軒の静かなこの村にきて、家を建て、コンクリート舗装や生活排水で生態系を壊してしまったのではないか、エゴかもしれないけれど、そんなことを思っている。
毎年、蛍のおかけでその気持ちも少し軽減する気がする。

昨晩、春に移住してきたYさんに声をかけて蛍観賞。
舞う蛍、満天の星、流れ星

ゆっくりとした口調で「この村にきてよかった」と言ってくれた。

Yさんは古民家を買ってリフォーム、今、合併浄化槽を設置中。

合併浄化槽とは水洗トイレからの汚水(し尿)や台所・風呂などからの排水(生活雑排水)を微生物の働きなどを利用して浄化し、きれいな水にして放流するための施設。

下水道が整備されていない山暮らしのわたしたちは1軒ずつエコな施設を持っている。

合併浄化槽は設置も維持費も高価なのだけれど、村の生き物や水田、遠くの川や海の水質保全、すべては自分たちにかえってくる。
こんなことを日々気づける山暮らし、何とも哲学的。

お花の写真はいにしえに子供たちが捕まえたホタルを入れて遊んだ花、野生のホタルブクロ(蛍袋)。

週末娘と遊んでみよう。