オフのハンドル交換が意外と高い理由。
こんにちは。三重のカワサキ正規取扱店の代表の今西です。
毎日、たくさんのカワサキのバイクの整備が入ってきています。
整備といっても二通り~
〇定期点検や壊れた部品の交換などの修理といわれるもの。
〇バイクの機能を追加する、カスタムという部品交換
大きく分けて、二通りの整備があります。今日はその中でもカスタムというお話・・・
カワサキ KLX250! オフロードバイクとしてうちのお客さん達が楽しんで遊んでいるバイクの1台です。
オフロードで林道や、砂利道などでバイクで遊んでいるお客さんは、必然的にハンドル回りのカスタムを依頼する方が多いです。
理由として、
林道などはアスファルトでツーリングと違い、よくこけるのでハンドルが曲がっていく。
グリップの前にハンドガードがついていると、いざという時に手が守られる
カッコイイから(笑)
とまあハンドル交換って意外と多いです。
ただ、いざ交換しようと思うと意外と部品代が高いのがネック・・・。
今回のブログのKLX250のハンドル交換はちょっとハンドルパイプの太さも変更するのでいつもよりちょっと部品代は高くついてます訴額¥48500-!!!!
なぜこんなにかかるの??という理由は・・・
こんだけ部品を使用するから。
例えばハンドルを交換すると今回は太いハンドルパイプだから、ハンドルバークランプも交換、ハンドル変わるついでにハンドルバークランプを取付、クランプを取付することによりアクセルカラー(グリップの右側のアクセルを動かすための装置)を交換ブレーキレバーも純正だと当たる可能性があるので、せっかくなので交換、新しいプロテクターを取付して、あっ!グリップも交換だ・・・としていくとこれくらいの部品が必要となります。
しかも、まだこれはお金が少ない方。ハンドルを純正より大幅に長さや高さを変えてしまうと、ハンドル回りについているスイッチの配線の長さが足りなくなったり、ブレーキホースも長さが足りなくなったりと・・・
↑上が交換前のハンドル。 ↓下が交換後のハンドル、ハンドガードをグリップから取付するので必然的に貫通タイプのグリップとアクセルグリップに変更しないといけない。
カスタムの仕方によってはかなりお金の出費が増えることも・・・
しかも部品代とそのあと、作業した工賃がかかってきます・・・。
ボクはオフロードのハンドル交換をするときは、ちょっとお話をよく聞いてから着手してます。お客さんの言う通り、カスタムすると、途中で部品代や工賃が追加になってしまうことが多々あるからです。
カスタムするときアドバイスですが、完成形を頭で描きましょうね!
そうしないと、ちぐはぐのカスタムになっちゃいます。
要はカスタムするための社外部品って部品同士の相性があるんです。
カスタムメーカーのほとんどは、ノーマル車両をモトに社外部品を作っています。
ということは、こっちをカスタムしたら、こっちの部品がつかない・・・
なんてこともありますのでご注意くださいね!
部品の知識、今までの取付による相性の兼ね合い、機能部品として精度が合格ラインか・・・案外、カスタムって頭使うんです(笑)