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studio Kattini

みんなと同じように

2017.06.15 08:25

知り合いの慶子さんが本を出した、と聞いて、読んでみました。

慶子さんはとっても優しくて親切な方で、分離唱に参加してくださった時も、偶然誘ったサラ・バーカー先生に、一緒に参加しながら、通訳してくださいました。

(ちなみに、慶子さんもサラさんも分離唱をとても喜んでくださったのが、わたしの心の支えの一つです!)


慶子さんの本は、ほんとうに慶子さんが話しているように等身大で書かれていて、とても共感できました。

華やかな職業の方だけど、一歩一歩自分と向き合って進んできた道の結果なのだなあと。


そのなかで何回も出てきたフレーズ、

「みんなと同じ」ことができないじぶんにコンプレックスを持っていた。


これ、わたしも持っていたなあと。

特にピアノに関してですが。

「みんなと同じようにできるようになりたい。」

「どうしてみんなみたいにできないのだろうか。」と。


氣づいてみれば、「みんな」なんてものはいない。

誰々さんと、誰々さんと、誰々さんがいるだけ。

じぶんの作った「みんな」という現像。


みんなができる、というのも幻想。

それぞれのひとに、それぞれの得意なものがあるし、それぞれが違う。


じぶんのやりたいことを、じぶんのペースで、じぶんで舵をとって進むだけ。

人生って、こういうことなんじゃないかな、って思います。