ZIPANG TOKIO 2020「文化庁 重要伝統的建造物群保存地区選定 歴史を活かしたまちづくり 香取市『佐原の町並み』拝見!」
水郷にふさわしい香取市佐原の町並み
小野川沿いに「だし」と呼ばれる荷揚用階段が多数設けられ、寄棟造・妻入の町家等が建ち並ぶ
環境に恵まれ、子供たちの通学路でもある
7月の関東三大山車祭り、香取市「佐原の大祭」には、昔そのままに小野川沿いの歴史的な町並みを通る匠たちの技による「彫刻と人形」で飾られた山車行列がよく似合う。手前は女船頭さんによる木造船
10月の香取市秋の「佐原の大祭」も鈴なりの人たちでにぎわう。「平安の三蹟」小野道風公もトレードマークの柳に囲まれご満悦のご様子。町の真ん中に川があるということは、本当に風情があり癒され、何といっても町に潤いをもたらしてくれます。羨ましいですね・・・
重要伝統的建造物群保存地区
昭和50年の文化財保護法の改正によって伝統的建造物群保存地区の制度が発足し,城下町,宿場町,門前町など全国各地に残る歴史的な集落・町並みの保存が図られるようになりました。市町村は,伝統的建造物群保存地区を決定し,地区内の保存事業を計画的に進めるため,保存条例に基づき保存計画を定めます。国は市町村からの申出を受けて,我が国にとって価値が高いと判断したものを重要伝統的建造物群保存地区に選定します。
市町村の保存・活用の取組みに対し,文化庁や都道府県教育委員会は指導・助言を行い,また,市町村が行う修理・修景事業,防災設備の設置事業,案内板の設置事業等に対して補助し,税制優遇措置を設ける等の支援を行っています。
平成29年2月23日現在,重要伝統的建造物群保存地区は,94市町村で114地区(合計面積約3,877.2ha)あり,約27,100件の伝統的建造物及び環境物件が特定され保護されています。
図版 • 写真協力(五十音順)
相倉史跡保存顕彰会、伊根町教育委員会、宇陀市教育委員
会、内子町、雲仙市教育委員会、小野吉彦、鹿島市、香取
市、金沢市、京都市、倉敷市教育委員会、下郷町教育委員会、
白川村教育委員会、高山市教育委員会、長崎市、 中之条町
教育委員会、南丹市教育委員会、室戸市教育委員会、焼津
市教育委員会、柳井市教育委員会、与謝野町教育委員会
香取市佐原
香取市佐原(商家町 千葉)
Sawara-shi Sawara, Chiba, merchant town
佐原は利根川下流域の物資集散地として、近世から近代にかけてに栄えた河港商業都市である。小野川沿いに「だし」と呼ばれる荷揚用階段が多数設けられ、寄棟造・妻入の町家等が建ち並び、伊能忠敬旧宅(国指定史跡)もある。香取街道沿いには、切妻造・平入の二階建の町家や蔵造の町家等が連なり、大正時代以降の煉瓦造やRC造の洋風建物等も残っている。
関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定
水運を利用して「江戸優り(えどまさり)」といわれるほど栄えていた佐原。人々は、江戸の文化を取り入れ、更にそれを独自の文化に昇華していました。その面影を残す町並みが小野川沿岸や香取街道に今でも残っています。このような歴史景観をよく残し、またそれを活かしたまちづくりに取り組んでいることが認められ、平成8年12月、関東で初めて「重要伝統的建造物群保存地区」(重伝建)に選定されました。佐原の「重伝建」は昔からの家業を引き継いで今も営業を続けている商家が多く、「生きている町並み」として評価されています。
国指定史跡
伊能忠敬旧宅(寛政5年(1793)建築・国指定史跡)のほか県指定文化財も8件(13棟)が小野川沿いや香取街道沿いに軒をつらねています。
伊能忠敬旧邸
伊能忠敬が佐原で30年余りを過ごした母屋と店舗がそのまま残されている。
母屋は寛政5年(1793)忠敬自身が設計したものといわれている。
忠敬翁は17歳で伊能家の養子となり、醸酒業ならびに米穀薪炭販売に精励すると共に、村政の中心として活躍した。50歳で隠居をして、天文学や地理学を学び、大日本沿海輿地図を完成させたことで広く知られている。佐原が生んだ世界に誇る科学的地図を作成した偉人である。
<建築年代>
店舗・正門:不明
書院:寛政5年(1793年)
土蔵:文政4年(1821年)以前
伊能忠敬(1745-1818)が17歳から50歳まで30年余りを過ごした家で、国の史跡に指定されている。
醸造業などを営んでいた伊能家の土蔵造りの店舗のほか、炊事場、書院、土蔵が残っている。
土蔵は古い様式を残し、また店舗と正門は忠敬が婿養子に入る以前に建てられていたことから、佐原でも古い時代の建物といえる。
小野川に面した旧宅の正面には「だし」と呼ばれる荷揚げ場があり、今は観光船の乗り場になっている。
また、小野川をはさんで建つ「伊能忠敬記念館」との間には、樋橋(通称:じゃあじゃあ橋)がかかっている。樋橋から流れ落ちる水の音は「残したい”日本の音風景100選”」にも選定されている。
千葉県有形文化財
三菱館
旧三菱銀行佐原支店(香取市所有)
県内でも有数の洋風建築として知られ、イギリスより輸入したレンガを使った2階建ての洋館。内部は吹き抜けになっており、2階周囲に回廊がある。
屋根は木骨銅板拭きで、正面建物隅にドームを設けている。
川崎銀行佐原支店(開業明治13年)として、清水建設の前身である清水組により建設され、本店(日本橋)と同時開業。現在は市に寄贈されギャラリーとしても活用されている。
注釈:東日本大震災の影響により閉館中。<建築年代>
大正3年(1914年)
福新呉服店
文化元年(1804年)の創業、佐原で八代目の老舗。
前面と側面は土蔵造りの堂々とした間口で当時の隆盛が偲ばれる。
店舗奥には、井戸のある中庭があり、文化財の土蔵やトイレなどを一般公開している。佐原の商家の典型的なつくりで、映画、ドラマのロケ地として使われる。
生活空間であるたたずまいそのものが生きている博物館として「佐原まちぐるみ博物館」の一号館となっている。昔の生活道具や衣装なども置かれ、自由に見学できる。
<建築年代>
店舗:明治28年(1895年)
土蔵:明治元年(1868年)
中村屋商店
明治7年頃より代々荒物・雑貨・畳を商ってきた。正面の交差した道路に沿った変形の敷地であるため、母屋の角の柱を五角形断面にしている。内部の架構に工夫をこらし、間取りも変形平面の部屋を設ける等、全体として一階に店舗と台所を、二階には座敷を設け、よくまとまった平面構成となっている。
「まちぐるみ博物館」の一つとして、一枚の紙から作られた「連鶴」を展示している。
<建築年代>
店舗:安政2年(1855年)
土蔵:明治25年(1892年)以降
正文堂
大黒柱は欅材、2階の窓は土塗の開き戸、さらに横引きの土戸に板戸と、三重に防火設備を伏した土蔵造りとなっている。登り龍、下り龍を配した看板が特に目を引く。
「正文堂」の文字は巌谷修の書(明治29年)である。
重厚などっしりとした立派な建物である。
<建築年代>
明治13年(1880年)
正上
江戸時代より醤油の醸造をしていた老舗。創業は寛政12年(1800年)5月。現在は10代目。戦後は佃煮の製造販売が主となった。土蔵は明治初期の建築。江戸時代の店構が残る数少ない建築物であり、当時の戸締りの方法である「よろい戸」方式が残っている。店の奥には千本格子の障子戸が残り趣がある。
「まちぐるみ博物館」の一つとして、映画・ドラマの映像写真やデータが掲載されている。
<建築年代>
店舗:天保3年(1832年)
土蔵:明治元年(1868年)
小堀屋本店
創業は天明2年(1782年)切妻平入瓦葺きの建物で、奥の土蔵には蕎麦作りの秘伝書や道具類が残っていた。
建物は木造2階建で、店舗、調理場、土蔵が一体となった明治時代の形式をそのまま残している。
表のガラス戸は明治35年に旧佐原市で初めて使われたものであり、貴重な文化財である。
<建築年代>
店舗:明治25年(1892)
土蔵:明治23年
中村屋乾物店
店舗は、明治25年(1892年)に佐原を襲った大火直後に建築されたもので、当時最高の技術を駆使した防火構造で、壁の厚さが1尺5寸(約45cm)にもなる建物。間口は3間で、1階は畳敷と通り抜け土間のある店構え、2階は屋根裏を表した倉庫になっている。1階の正面は揚戸と土間の建て込み、2階は観音開きの土戸としている。小屋組み6段、出し桁化粧造りとなっている。
文庫蔵(総檜)は、店舗から1間程離れて建つ3階建ての建物で、1階と2階は明治18年(1885年)の建築、3階は店舗とともに明治25年(1892年)の大火の前の形で再建されたもので、2室(8畳間と6畳間)続きの座敷となっている。
限られた敷地の中に蔵造りの建物が建つため、居室に文庫蔵の3階をあてるなど居住空間の配慮に工夫が見られる。建築当初の様子がそのまま残っており、堂々としたたたずまいである。
<建築年代>
明治25年(1892年)
旧油惣商店
創業は寛政6年(1794年)で、奈良漬けづくりを始めた。明治から昭和戦前までアメリカへ輸出。
旧店舗は、木造・寄棟妻入二階建・瓦葺で、間口三間半、奥行五間の大規模な総二階建である。
土蔵は切妻平入二階建・瓦葺で屋根裏を含めると三階建、棟札に「寛政十戌午歳九月 立之大工 佐吉立之」とあり、佐原最古の土蔵の可能性がある。大正5~6年に増築。
酒造業銘柄『菊華』。佐原で初めてキリンビールを販売する(大正年間)。
江戸、明治、大正、昭和30年までの建物、家財がそのまま維持されている。
重要伝統的建造物群保存地区一覧
平成29年2月23日現在
番号 都道府県 地区名称等 種別 選定年月日 選定基準 面積(ha)
1 北海道 函館市元町末広町 港町 平1.4.21 (三) 14.5
2 青森 弘前市仲町 武家町 昭53.5.31 (二) 10.6
3 青森 黒石市中町 商家町 平17.7.22 (一) 3.1
4 岩手 金ケ崎町城内諏訪小路 武家町 平13.6.15 (二) 34.8
5 宮城 村田町村田 商家町 平26.9.18 (一) 7.4
6 秋田 横手市増田 在郷町 平25.12.27 (二) 10.6
7 秋田 仙北市角館 武家町 昭51.9.4 (二) 6.9
8 福島 下郷町大内宿 宿場町 昭56.4.18 (三) 11.3
9 福島 南会津町前沢 山村集落 平23.6.20 (三) 13.3
10 茨城 桜川市真壁 在郷町 平22.6.29 (二) 17.6
11 栃木 栃木市嘉右衛門町 在郷町 平24.7.9 (二) 9.6
12 群馬 桐生市桐生新町 製織町 平24.7.9 (二) 13.4
13 群馬 中之条町六合赤岩 山村・養蚕集落 平18.7.5 (三) 63.0
14 埼玉 川越市川越 商家町 平11.12.1 (一) 7.8
15 千葉 香取市佐原 商家町 平8.12.10 (三) 7.1
16 新潟 佐渡市宿根木 港町 平3.4.30 (三) 28.5
17 富山 高岡市山町筋 商家町 平12.12.4 (一) 5.5
18 富山 高岡市金屋町 鋳物師町 平24.12.28 (一) 6.4
19 富山 南砺市相倉 山村集落 平6.12.21 (三) 18.0
20 富山 南砺市菅沼 山村集落 平6.12.21 (三) 4.4
21 石川 金沢市東山ひがし 茶屋町 平13.11.14 (一) 1.8
22 石川 金沢市主計町 茶屋町 平20.6.9 (一) 0.6
23 石川 金沢市卯辰山麓 寺町 平23.11.29 (二) 22.1
24 石川 金沢市寺町台 寺町 平24.12.28 (二) 22.0
25 石川 輪島市黒島地区 船主集落 平21.6.30 (二) 20.5
26 石川 加賀市加賀橋立 船主集落 平17.12.27 (二) 11.0
27 石川 加賀市加賀東谷 山村集落 平23.11.29 (三) 151.8
28 石川 白山市白峰 山村・養蚕集落 平24.7.9 (三) 10.7
29 福井 小浜市小浜西組 商家町・茶屋町 平20.6.9 (二) 19.1
30 福井 若狭町熊川宿 宿場町 平8.7.9 (三) 10.8
31 山梨 甲州市塩山下小田原上条 山村・養蚕集落 平27.7.8 (三) 15.1
32 山梨 早川町赤沢 山村・講中宿 平5.7.14 (三) 25.6
33 長野 長野市戸隠 宿坊群・門前町 平29.2.23 (二) 73.3
34 長野 塩尻市奈良井 宿場町 昭53.5.31 (三) 17.6
35 長野 塩尻市木曾平沢 漆工町 平18.7.5 (二) 12.5
36 長野 千曲市稲荷山 商家町 平26.12.10 (二) 13.0
37 長野 東御市海野宿 宿場・養蚕町 昭62.4.28 (一) 13.2
38 長野 南木曽町妻籠宿 宿場町 昭51.9.4 (三) 1245.4
39 長野 白馬村青鬼 山村集落 平12.12.4 (三) 59.7
40 岐阜 高山市三町 商家町 昭54.2.3 (一) 4.4
41 岐阜 高山市下二之町大新町 商家町 平16.7.6 (一) 6.6
42 岐阜 美濃市美濃町 商家町 平11.5.13 (一) 9.3
43 岐阜 恵那市岩村町本通り 商家町 平10.4.17 (三) 14.6
44 岐阜 郡上市郡上八幡北町 城下町 平24.12.28 (三) 14.1
45 岐阜 白川村荻町 山村集落 昭51.9.4 (三) 45.6
46 静岡 焼津市花沢 山村集落 平26.9.18 (三) 19.5
47 愛知 名古屋市有松 染織町 平28.7.25 (一) 7.3
48 愛知 豊田市足助 商家町 平23.6.20 (一) 21.5
49 三重 亀山市関宿 宿場町 昭59.12.10 (三) 25.0
50 滋賀 大津市坂本 里坊群・門前町 平9.10.31 (三) 28.7
51 滋賀 彦根市河原町芹町地区 商家町 平28.7.25 (二) 5.0
52 滋賀 近江八幡市八幡 商家町 平3.4.30 (一) 13.1
53 滋賀 東近江市五個荘金堂 農村集落 平10.12.25 (三) 32.2
54 京都 京都市上賀茂 社家町 昭63.12.16 (三) 2.7
55 京都 京都市産寧坂 門前町 昭51.9.4 (三) 8.2
56 京都 京都市祇園新橋 茶屋町 昭51.9.4 (一) 1.4
57 京都 京都市嵯峨鳥居本 門前町 昭54.5.21 (三) 2.6
58 京都 南丹市美山町北 山村集落 平5.12.8 (三) 127.5
59 京都 伊根町伊根浦 漁村 平17.7.22 (三) 310.2
60 京都 与謝野町加悦 製織町 平17.12.27 (二) 12.0
61 大阪 富田林市富田林 寺内町・在郷町 平9.10.31 (一) 11.2
62 兵庫 神戸市北野町山本通 港町 昭55.4.10 (一) 9.3
63 兵庫 豊岡市出石 城下町 平19.12.4 (二) 23.1
64 兵庫 篠山市篠山 城下町 平16.12.10 (二) 40.2
65 兵庫 篠山市福住 宿場町・農村集落 平24.12.28 (三) 25.2
66 奈良 橿原市今井町 寺内町・在郷町 平5.12.8 (一) 17.4
67 奈良 五條市五條新町 商家町 平22.12.24 (一) 7.0
68 奈良 宇陀市松山 商家町 平18.7.5 (一) 17.0
69 和歌山 湯浅町湯浅 醸造町 平18.12.19 (二) 6.3
70 鳥取 倉吉市打吹玉川 商家町 平10.12.25 (一) 9.2
71 鳥取 大山町所子 農村集落 平25.12.27 (三) 25.8
72 島根 大田市大森銀山 鉱山町 昭62.12.5 (三) 162.7
73 島根 大田市温泉津 港町・温泉町 平16.7.6 (二) 36.6
74 島根 津和野町津和野 武家町・商家町 平25.8.7 (二) 11.1
75 岡山 倉敷市倉敷川畔 商家町 昭54.5.21 (一) 15.0
76 岡山 津山市城東 商家町 平25.8.7 (一) 8.1
77 岡山 高梁市吹屋 鉱山町 昭52.5.18 (三) 6.4
78 広島 呉市豊町御手洗 港町 平6.7.4 (二) 6.9
79 広島 竹原市竹原地区 製塩町 昭57.12.16 (一) 5.0
80 山口 萩市堀内地区 武家町 昭51.9.4 (二) 55.0
81 山口 萩市平安古地区 武家町 昭51.9.4 (二) 4.0
82 山口 萩市浜崎 港町 平13.11.14 (二) 10.3
83 山口 萩市佐々並市 宿場町 平23.6.20 (二) 20.8
84 山口 柳井市古市金屋 商家町 昭59.12.10 (一) 1.7
85 徳島 美馬市脇町南町 商家町 昭63.12.16 (一) 5.3
86 徳島 三好市東祖谷山村落合 山村集落 平17.12.27 (三) 32.3
87 徳島 牟岐町出羽島 漁村集落 平29.2.23 (三) 3.7
88 香川 丸亀市塩飽本島町笠島 港町 昭60.4.13 (三) 13.1
89 愛媛 西予市宇和町卯之町 在郷町 平21.12.8 (二) 4.9
90 愛媛 内子町八日市護国 製蝋町 昭57.4.17 (三) 3.5
91 高知 室戸市吉良川町 在郷町 平9.10.31 (一) 18.3
92 高知 安芸市土居廓中 武家町 平24.7.9 (二) 9.2
93 福岡 八女市八女福島 商家町 平14.5.23 (二) 19.8
94 福岡 八女市黒木 在郷町 平21.6.30 (三) 18.4
95 福岡 うきは市筑後吉井 在郷町 平8.12.10 (三) 20.7
96 福岡 うきは市新川田篭 山村集落 平24.7.9 (三) 71.2
97 福岡 朝倉市秋月 城下町 平10.4.17 (二) 58.6
98 佐賀 鹿島市浜庄津町浜金屋町 港町・在郷町 平18.7.5 (二) 2.0
99 佐賀 鹿島市浜中町八本木宿 醸造町 平18.7.5 (一) 6.7
100 佐賀 嬉野市塩田津 商家町 平17.12.27 (二) 12.8
101 佐賀 有田町有田内山 製磁町 平3.4.30 (三) 15.9
102 長崎 長崎市東山手 港町 平3.4.30 (二) 7.5
103 長崎 長崎市南山手 港町 平3.4.30 (二) 17.0
104 長崎 平戸市大島村神浦 港町 平20.6.9 (二) 21.2
105 長崎 雲仙市神代小路 武家町 平17.7.22 (二) 9.8
106 大分 日田市豆田町 商家町 平16.12.10 (二) 10.7
107 宮崎 日南市飫肥 武家町 昭52.5.18 (二) 19.8
108 宮崎 日向市美々津 港町 昭61.12.8 (二) 7.2
109 宮崎 椎葉村十根川 山村集落 平10.12.25 (三) 39.9
110 鹿児島 出水市出水麓 武家町 平7.12.26 (二) 43.8
111 鹿児島 薩摩川内市入来麓 武家町 平15.12.25 (二) 19.2
112 鹿児島 南九州市知覧 武家町 昭56.11.30 (二) 18.6
113 沖縄 渡名喜村渡名喜島 島の農村集落 平12.5.25 (三) 21.4
114 沖縄 竹富町竹富島 島の農村集落 昭62.4.28 (三) 38.3
合計43道府県94市町村114地区 3,877.2
日本における「 重要伝統的建造物群保存地区」、全国各地に隠れた存在の歴史的地区がまだまだ沢山あるかと思います。あまりにも日常過ぎて気が付かないだけかもしれません。是非、申請してみてください。
協力(順不同)
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111
香取市役所 〒287-8501 千葉県香取市佐原ロ2127番地 電話:0478-50-1212