アジアのMINI-Zが熱い!!<上海偏その2>
こんにちは、ミニッツ担当の石川です。
毎週月曜日はミニッツの話題をお届けしています。
週末にはMINI-Z CUP 2017が横浜で開幕し、多くの選手にミニッツのレースを楽しんで頂きました。
しかし、ミニッツの楽しみはレースだけではありません。お子様の教育にも良いみたいですよ。
本日はMINI-Zが熱い上海の教育編をお届けします。
自動車教育の一環として、お子様と一緒にミニッツを楽しんでみてはいかがでしょうか?
トップの画像は小さなお子様が集まってミニッツを楽しんでいる様子ですが、北京、上海、広州という大都市ではお子様の習い事の1つとしてラジコンが広まってきています。
と、言うのも、中国では自動車産業が急成長中。しかも電気自動車の販売台数がうなぎ登り! 中国政府は優秀な自動車エンジニアを育てるために、小中学校にラジコンを教育として組み込んでいるのです。
このようなショッピングセンターの中には、
このようにラジコンを楽しむことができる「おもちゃ屋さん」が入っています。
しかし、ここで走行させる人はあまり見かけません。
そこで、ショッピングセンターの他の階へ行ってみると、
お子様向けのクッキングスタジオがあり、
インラインスケートの教室があり、
LEGOを使った知育教室があり、
ラジコン教室があるのです!!
こちらは先生がいて、きちんと操縦方法を教えてくれます。土日は結構な人数で賑わいます。
料金はお試しが10分間で40元(約650円)。上海の給料は日本の半分くらいなので、結構なお値段。
それでも、多くの親子がラジコンを体験します。
普通にサーキット走行も可能なので、時々大人の方も走らせにやってきます。
その場合の料金は1ヶ月の走り放題で499元(約8,000円)。こちらも給料から計算すると高額です。
中国でラジコンを学ぶには、いくつかのコースがあります。
1.車体の構造を学び、車体を設計するコース
2.操縦を中心に学び、レーサーとなるコース
3.ボディのデザインを学び、ボディデザイナーになるコース
北京や上海などの大都市では、各コースの小学生を集めて地区大会が開催されます。
そこで代表権を獲得した選手は、北京で開催される全国大会に参加して中国でNo.1を目指します。
サイズは1/10クラスや小さな車のクラスがあり、ミニッツも参加できる車両として認定されています。
ラジコンが優れている=優秀な小学生という図式になる訳でして、
私も今の中国に生まれていたら、優秀な小学生になっていた!? かもしれません。
このフロアには他に英会話、絵画教室など普通の習い事もありますが、これらと同じ様にラジコンを習う文化があるというのは何とも羨ましいです。
そして、このように中国政府がエンジニアを育てる教育に力を入れている中、日本政府は自動車教育に力を入れられていません。日本の模型メーカーやラジコンメーカーは、この役割を担う責任があると思います。
京商は未来のエンジニアを応援しています!!