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uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

治療記:股間のお薬

2010.10.06 20:24

 昨日は五年前の湿疹の薬を股間に塗ったと報告したとたん「やめろー」「股間が爆発するぞ」「股間滅亡」「とりあえずキンカン塗れ」などなどあたたかいコメントやメッセージをいただきありがとうございました。

 

 わたしの股間が皆さまにこんなにも愛されていたのだなと思うと感無量でございます。股間になりかわりましてあつく御礼申しあげます。



 そんなわけで、はい、いってきましたドラッグストア。

 皮膚科にいったほうがよかろうというご意見もございましたが、人前でパンツを脱ぐのはイヤな年頃。できれば避けたいです。

 

 ドラッグストアで薬を買って、それでもダメだったら覚悟を決めて皮膚科にいこうと思います。

 

 そのときは、医師はできるだけ年とった男性で、しかもナースが一人もいないという寂れたところにしたいと思います。なかなかむずかしい条件かもしれませんが、お心あたりのあるかたはメールで教えてください。



 さーて、皮膚のコーナーにはとてもたくさんの薬が並んでいましたよ。



 どれを買っていいのかわかんないので、目につくものから順番に手にとってみました。

 

 基本的に、選ぶ基準は値段です。股間に大金を使いたくないというのが本音です。できれば塩でも塗って治したい気分でございましたもの。

 

 まあ、見ればみんな似たような効能で、皮膚のかぶれや湿疹によく効きますよーと書いてあります。

 

 股間とは書いていないのですが、まあ、股間も皮膚であるからだいじょうぶなんだろうなと、ああああああ、どれにしようかなあと思っていたところに、陳列棚から「股間」の文字が飛びこんできました。



 手にとり見たら、「股間・内股などのかゆみ、かぶれに」と書いてあるじゃありませんか。おお、まさしくこれ。ボクの探し求めていたのはこれだよー。と、思わずホオズリ。

 

 薬の名前がいいですね。 「ムズメン」ですよ、ムズメン。

 

 ムズムズしたメンズってことなんでしょうね。

 

 なんともわかりやすいネーミング。男の股間にムズメン。その飾らぬスタイルに好感が持てます。

 

 しかし、好感持ててもあまりにストレートなネーミングのムズメン。これを一個だけ持ってレジにいくのはいかがなものか。

 

 「あらやだ、この人、股間が痒いのね。切羽詰まっているのね」と思われる気がしてなりません。



 だから、ドラッグストアを一回りして「野菜炒めの素」とか、「11歳以上の犬のエサ」とかももいっしょに買いました。

 

 

 「ボク、ホントは野菜炒めの素を買いにきたんだよねー。股間はべつに痒くないんだけどさー、世の中、なにがあるかわかんないから念のために買っておくけど、ほんと、痒くないんだよねー・・・」ってな姿をイメージしました。



 そして、レジに誰も並んでいない切れ目を狙ってダーッシュ!

 

 「はい、よろしく! ぼく急ぐんだよね!」って買物カゴを出したのですが、「いらっしゃいませー」なんて、ばかていねいに挨拶してくださるオバサマ。

 

 いいからいいから、今日に限っては挨拶ぬきでもいいから速攻でやっておくれでないかい・・・と思いつつも、まあ、こちらもニコヤカにニコヤカに。



 と思っていたら、どういうわけでしょう。お客さまがいっぱいやってきて、ワラワラとわたしの後ろに並びはじめるのです。

 

 や、やーね。どっきりカメラかしら? (゚▽゚*)

 ま、いい、とにかくムズメンを早急に処理していただきたい。早く入力済みの隣のカゴに入れ、そののち速やかにムズメンの姿を隠蔽したい。

 

 ああ、それなのにそれなのにねえ。ムズメンが最後まで残るのですね。

 

 野菜炒めの素とか11歳の犬のエサなんてののレジ打ちが優先されて、ムズメンはずっとカゴの中。

 

 後ろにいたオババさま、しっかりとカゴの中味を見ていました。

 

 「あら、この人ったら股間が痒いのね」って思われましたわよー。

 

 

 

 要望があれば続く・・・

 

 

 

            ・・・(のだろうか)。

 

 

 はい、青い男性が走ってますね。やはり、走るオトコの股間にはムズメンということでしょうか。

 股間、内股とピンポイントに場所を指定された塗り薬。潔いです。ほれぼれします。