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クロネコのクロとボク

プロローグ0617

2017.06.16 22:49

「用があるなら君がおいでよ、まったく。」 と、ちょっと不満気なクロネコのクロ。ちなみにボクはネコ語で

「ミスタークロネコのクロ、こっちへおいで」
 と、言ったのできちんと会話は成立していることになる。

 クロネコのクロはゆっくりと近づいてくる。正面から見るとクロネコのクロクロの体が右に左に少し揺れながら、特にお尻が揺れながら歩いてくるのが分かる。ボクは続けてネコ語で言った。
「ミャア〜あン(そう文句を言いながら歩み寄ってくるクロネコのクロだった)」
クロネコのクロが応える。

「ミャン(呼ばれたから来てやったのさ)。」

 真っ黒で目つきもお腹も太々しいのに、声は結構、甲高い。パッと聴くと普通に「ニャン」と聴こえる。でもじっくり聴くと微妙な違いがあるのだ。