Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

はじめて酔っぱらったときの思い出

2012.03.21 23:57

 

 

  はじめて酔っぱらったのはハタチの同級会。それまでも飲んだことはあったけれど(時効だ)、それほど酔ったという感覚はなかった。 

 

 その日は飲むにつれ体と心がとても気持ちよくなり、ああ、これが酔っぱらうってことなんだなと思った。

 

 この気持ちよさをずっと維持していきたくて、さらに飲んだ。グビグビ飲んだ。

仲間たちから「おおっ!」と喚声があがり、さらにいい気になって飲んだ。

 

 そのうち、意識もうろう。

 倒れるように寝た。倒れた先に女の子の膝があった。

狙ったわけじゃないが、膝枕。スヤスヤ寝た。

 

 その女の子に惚れていたオトコの怒っている声が聞こえ、ゴロンと転がされた。

まあ、しょうがないな。

 

 その後、集まりはおひらきとなり解散。雪の降っている夜だった。べろべろになって仲間たちと歩いていたけど、飲みすぎでその場で寝てしまいたいと思った。一人だったら、雪の中で寝て冷たくなっていたかもしれない。

 

 家には帰らず、仲間のところにいって寝た。

いや、寝たといっても熟睡はできず、朝まで気持ちわるさに苦しんだ。

 

 次の日、膝枕で寝ちゃった女の子の家に電話した。自宅から電話すると親が聞いているので、近所の酒屋の公衆電話からかけた。

 

 

 「あ、あの、酔っぱらって迷惑かけちまいました。ごめん」

情けなさ120パーセント。

 

  

 「ふふふ」と笑って

 「可愛いかったわよ」と言ってくれたのがすくいだ。

 

 

 その女の子、国交省に勉めて偉くなってる。