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uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

わたしの娘の話をしましょうか

2012.04.21 20:43

わたしの娘の話をしましょうか。



もう25歳というオトナなんですけど、わたしにとっては、いつまでも子どもです。

 

ちっちゃなころは、いつもわたしにくっついていましたが、オトシゴロになりましたら、離れていって、もうそばになかなか寄ってはくれません。

 

寂しいですけど、それが正常な成長の形でしょうね。

 

ここで娘のエッセイを紹介いたしましょう。

 

*********

 

「幸せになあれ」



生まれたばかりの娘は、とても頼りなく思えました。華奢な首、細い

腕、ちいさな手。すべてをオトナに委ね、まだ一人では生きていけな

いその命。



 「この子をずっと守っていこう」と誓いました。そして、娘のホッペ

をさわりながら「幸せになるんだよ」と言いました。



 この娘(こ)のこの先予定されている苦しみや悲しみがあるのな

らば、できることなら、それをわたしに全部くださいと、神さまに祈

りました。



 その娘もいまは立派なおとなです。もうわたしがいなくても一人

で歩いていけるのですが、それでもそっと後ろに手を添えていたい

と思うのです。気づかれないように、そぉっとそぉっと。倒れぬよう

に、そぉっとそぉっと。



 そして、「幸せになるんだよ」と、いつも祈っていたいのです。

 

**********

 

聴いてください。

●財津和夫   WAKE  UP

1979年12月20日に発売された財津和夫の通算 2枚目のシングル。

http://www.youtube.com/watch?v=494lCKUIqNc