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uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

新潟マラソン(2) わシリーズ

2012.09.28 22:02

わシリーズ

 

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新潟マラソン(2)2003・9/3

 

 「たしかに医学的には問題ないですけどね、心情的には奥さんに賛成だわ。家族が心配しているのだから、今年はやめといたほうがいいんじゃないですか」と、掛かりつけの女医さんはおっしゃった。



 しかし、もはや私は聞く耳を持たぬ。この心臓が「医学的に問題ない」のならば、すべてに問題なしと思いたい。



 「治った」と言われても、自分自身、気持ちのどこかで心配を引きずっているのだ。全ての行動に無意識のブレーキがかかっているような状態で来年まで待ってなどいられない。ここでハードな目標をクリアして、病気はすっかり治ったと確認しておきたかった。



 「ねえ先生。もう申し込んじゃったし。たった10キロだし。大丈夫です。とっても元気だし」こういうことを言うと、この先生は「ああ、困ったなー」という顔をするのだが、それがけっこうステキだ。



 さて、申し込みからの一か月半は、ヒマを見つけては細切れに走り、なんとか完走はできそうな手応えを感じてきた。



 そしてついにやってきた本番当日。最大の目標はゴールすること。できれば1時間以内にというささやかな希望を持ってスタート。



 モッタイつけずに結果を書けば、50分代で完走できた。順位は真ん中くらい。上出来だ。家族は怒って誰も見にきてくれないと思っていが、呆れながらも妻と中学生の息子が応援にきてくれた。娘は用事が入ってこれなかったらしい。うん、ゴールに家族がいるというのは嬉しいことだ。



 じつは、あれから走ることが病みつきになった。走り仲間もできた。もちろん今年も新潟マラソンの10キロに申し込んだ。さらに、その一週間後には県外のフルマラソンに出ちゃおうという作戦も進行中なのだ。あ、その話はまだ妻にしてないかも(やばっ)。

 

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家族っていいなあPart1より