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uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

あるダイエット・・・

2012.10.23 23:30

わシリーズ

「ダイエット」

 

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 あるときから着々と体重が下がっていきました。具体的に言うと、毎日200グラムずつ減っていき、気がつけば68キロの体重が56.8キロです。

 

 174センチの身長からすれば、ちょっとやせすぎかもしれませんが「まあいいか、元気だし」と喜んでいました。



 体質の変化のせいか、なにを食べても太りません。食後に大好きなアイスクリームを食べようが、寝る前にソース焼きそばの大盛りを食べようが、体重はあいかわらず56.8キロのまま。

 

 日々の運動のおかげで、基礎代謝が上がってきたのでしょう。やはり努力は裏切らないんだなあと思いました。

 

 ある日、愛犬ハチの体重も計ってみようと思いました。飼い主のわたしがたシャープな体になっているのに、その愛犬のハチが太目では困りますから。



 「どっこいしょ」とハチを抱いて体重計に乗って、「さていくつかな?」とモニター画面を見ましたら、おや、そこに表示されていた数字は56.8キロ。日ごろから見慣れている数値です。ハチのぶんだけ増えているはずなのに、いったいどうしたことでしょう?



 「あれあれ、ヘンだな」とつぶやいて、こんどはハチを下ろしてわたしだけ乗ってみました。しかし、表示されたものは56.8キロと、同じままです。

 

 絶句。



 ええっ、こ、これってもしかして?

 

 そう、まさに「もしかして」でした。体重計が壊れていたのです。その後の調べでわかったのですが、体重計の表示できる数字の上限が、毎日200グラムずつ少なくなっていき、いつしか56.8キロまでしか表示されなくなっていたのです。



 一気に壊れたのなら気がついたのでしょうが、こんな微妙な壊れかたをしてくれたせいで、わたしはなんの疑いもなくダイエットが成功したのだと喜んでいました。また、わたし以外の家族は全員56.8キロ以下の体重だったので、これまた体重計の異変にまったく気づかず、ふだん通り使っていたというのです。

 

 翌日、新しい体重計を手に入れて、すぐさま飛び乗りました。

 

 そこに出ていた驚異の数値は・・・ええ、この先はプライベートなことなので書きませんけど・・・



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 ふるさと散歩より