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uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

キンモクセイが薫りました

2013.09.23 21:53

 「・・・ おやっ?」

 

 と薫りに気がついて、顔を向けたら、そこにキンモクセイの花がいました。

まだとってもちいさいですけれど。

 

 あの日の娘の手のようで。



今年も咲いてくれたね金木犀。





 保育器にいるキミの手を、おとうさんの指でさわってみました。



 赤ちゃんの手はこんなにちっちゃいんだなと思いました。

 こんなにちっちゃいのに、ちゃんと爪が生えているんだなと思いました。

 ちいさなちいさな手でしたね。

 

 

 あの日、

 おかあさんは、

 命がけできみを

  産みました。

  

 きみも命がけで、

  生まれました。

 

 こんどはおとうさんが

 命がけできみとおかあさんを守ります。



 

 

 窓を開けたら、キンモクセイ。

 ほっと優しくかおっていました。