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uni-nin's Ownd フジタイチオのライトエッセイ

初体験の話をしよう

2014.02.03 22:24

 あれは大学一年生のときだと思う。

 

 テレビの名画劇場で「マイウエィ」をやっていた。

中年のオヤジがマラソンする感動の映画だ。

 

 風呂共同、台所共同、テレビ共同のアパート。その台所でみんなといっしょにテレビを見ていた。

 

  もと男子寮だったところを改築して学生だけのアパートになっていた住み家で、家賃が光熱費こみで17000円。なかなか安い。

 

 見終って「うーん、いかったいかった」と感動しつつ風呂に入り、すこやかに寝た。 

  

 何時だろうか、寒くて目がさめた。

尋常な寒さではない。裸で雪の降る外にいる感じ。ガタガタ震えた。

 

 なんだなんだ? どうしてこんなに寒いんだ。

 

 そのとき持っていた唯一の暖房器具の電気ストーブ(800W)のスイッチを入れ部屋を暖めた。

 

 しかし、そんなものじゃ震えは止まらない。

 

 布団をかぶってガタガタガタと震えていた。

 

 そしたら、こんどは一気に暑くなった。いや、熱いんだな、体が。たぶん熱が出ていた。

 

 しかし、体温計を持っていないので、どのくらいの熱なのかわからない。自分の感覚では、過去最高の熱と思われたのだが、記録できなくて残念。

 

 朝になった。ほとんど動けない。

いつもなら、呼びもしないのにヒマな誰かが顔を出すってのに、その日に限って誰も来ない。

 

 動く気になれない。水も飲みにいけない。ただフトンの中で苦しんでいた。

 

 夜、やっと「おーっす」とやってきた仲間。

たしか二人来たんじゃないだろうか。

 

 「カゼひいたあ。喉かわいたあ」と訴えたと思う。

 

 コーラを買ってきてもらった。

 金は払ったのかどうか覚えがない。

 

 コーラの500。ホームサイズと呼ばれていた。当時はガラスの瓶だった。

一気に飲んだ。うまかった。冷たさと甘さがとっても心地よかった。

 

 そしてまた寝た・・・というか気絶してた。

 

 それがオレのインフルエンザ(たぶん)初体験

後にも先にも、インフルエンザはそれ一回だけ。

 

 いやー、あれは辛かったわ。辛すぎて医者にもいけなかったもの。