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ayusucre

自分のルーツに想いを馳せる

2017.06.17 07:49

先日実家に帰ったときのこと。


お仏壇にお花を供えて

奥の方に目をやると、


母方の祖父と祖母の

若かりし日の写真が。


それもよく見ると

2枚並べてラミネート加工で1枚にしてあるのだ。



~その昔、祖父は自動車整備士だった。

その技術力はかなり高かったらしく

若い頃は満州に技術指導にも行っていたり、

軽井沢の別荘所有者の外車の修理も

(当時、外車の修理をできる人があまりいなかったとか。)

長野市内の祖父のところにお呼びがかかっていたそうだ。


腕があって男前

そのうえ女性に優しく

結果、祖父は女の人と、

あちこち遊びまわっていたらしい(*_*;


祖母はそれでも

そんな祖父を支えてきたのだった。


だから、母は祖父のことが

大嫌いだったし、自分の思春期はほぼ母子家庭みたいなものだったと

未だに当時のことは話したがらないでいる。


でも、私は

祖父が大好きだった。


ものごころついたときから

私は祖父の整備工場に

よく連れて来てもらっていた。


いつもは難しそうな顔をしている祖父だったが、わたしが遊びに行くと

いつも満面の笑みで

「あゆみちゃん、よく来たね。」

と、仕事の手を休めて遊んでくれたものだった。


油で汚れたつなぎ姿も

笑うと涼しげな目元も

いつもポマードでかっこよく決めてた

ヘアスタイルも

私は全部大好きだった。~


このラミネートの写真は

祖母が亡くなったあとに

遺品を整理したときに出てきたものだそうだ。


これを見つけた母は

複雑な思いから、

しばらく封印していた。



でも、最近自分の夫が病で気弱になり

夫婦の在り方を考えたときに

自分の両親(わたしの祖父母)とリンクしてしまい、思うところがあって

この写真をお仏壇に飾ることにしたらしい。


若い頃、遊び歩いていた祖父と

一緒に写した写真なんか当然1枚もなく

そんな祖父でも、

二人の写真が欲しかったのだろう。


祖母は、どんな想いで

この写真を作ったんだろう。


そして、これを飾ってくれた母の想い。

あえて聞かなかったが、

祖父のことを許してくれたのかな。



それを思ったら

お仏壇の前で泣けて仕方なかった。



おじいちゃん、

あちらでは

おばあちゃんを泣かしたら

わたしが許しませんからね。


今度こそ二人で幸せに

過ごしてちょうだいね♡


祖父母がいて

父母がいて

私たちがいて

子供たちがいる。


それだけでも

ありがたくて、また泣けてしまった。