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徒然piano

とおんきごう

2017.06.19 01:50

 今日は、ホームページのカバー写真にもなっているマーク🎼についてです。

全世界で使われている記号で日本語で「ト音記号」っていいますが、学校でも習いますから聞いたことはあると思うんです。

 覚えているでしょうか?

 音部記号の1つですが、おもに、高音を表すときに使われ、「高音部記号」とか

「ヴァイオリン記号」とも呼ばれます。

じゃ、ト音って何?

上の写真で「トの上に・が付いている」鍵盤、ピアノの中央の「ト」ですがここがト音記号で示している「ト」になり、

楽譜上でいうと、下から2線目にある音符のこと。

この「ト」の音をクルっと囲んで巻いて書き始め、第4線で交差するように書いたのが

ト音記号で、この音が「ト」、皆さんが良く知っている「ソ」ですよ、って事を表しています。

さてさて、上の音の読み方をよーく見てください。私たちが昔から学校で習ったりして一番身近だったのは、「ドレミファソラシド」じゃないでしょうか。

これはイタリア語です。

で、なんでドレミ?っていうのとか、

なんで「ド」が基準じゃなくて、「ラ」=「イ」=「A」なの?とか、深く掘り下げると、まさに芋づる式に永遠に勉強できちゃいます。音楽の歴史です。


けど、それはまず置いといて・・・

日本では、こんなに沢山の読み方があるということ。

どうして統一してくれなかったん?西洋から伝わった音楽なんだから、そのままでよかったじゃん!とおもいますが、そこは、伝わった頃の日本の歴史もありますしね。

仕方ないけど、もうそろそろ小中学校あたりから統一して教えたら?とか思っちゃいます。


日本語は、今では「ハ長調」とか「イ短調」など調を表すときに言ったりしますが、

基本的にクラシックピアノではドイツ語やイタリア語を使います。

ポピュラー音楽では英語が多いです。

「ト音記号」はこのドイツ語「G(ゲー)」の「G」の筆記体から変化して出来たと言われています。


今回、カバー写真に置いた、ト音記号。

アクセサリーにしても様になるし、なにげなく見ていてもきれいな形だと思います。


ピアノは弾くだけじゃなく、たとえば「この記号はト音記号っていいます」って覚えるだけじゃなく、この記号が生まれた歴史や意味を探ると、さらに幅広く知りたいことが増えてきます。


興味もエンドレスです。