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テマヒマ

噯気

2021.12.07 10:35

こんばんは。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

今日明日は火曜日水曜日で定休日!

プロデューサー,バイヤーの太田 準です。


現在のランチのメイン豆腐ハンバーグがそう

であるように、出来るだけ動物性食材不使用

へと急速に舵を切っているテマヒマですが、

ここでよく言われている肉食による地球環境

への負荷、影響についてまとめてみたいと思

います。


家畜から排出される温室効果ガスは、世界の

温室効果ガスの約14%を占め、運送部門全体

で排出される温室効果ガスの総量に匹敵する

そうです。もう少し広く捉えると、温室効果

ガスの1/3は、「食」に関係していとも言われ

、身近な食から環境問題を考えるというのは

自然でかつ重要に思います。


人間の食糧のために飼育する家畜は、その排

泄により水質を汚染している面もあり、特に

抗生物質やホルモン剤が投与されている場合

それも含まれていますし、飼料の穀物も大量

の化学肥料、除草剤、農薬などを使って生産

されたものが多いため、川や海に流されてい

ることになります。


肉の生産に地球の陸地の1/4を使用されていて

1kgのステーキの生産には、25kgの穀物が必

要で、また約15,000リットルの水が必要とも

言われます。大豆も90%以上が人間ではなく

家畜動物によって消費されています。


現在、コロナのバンデミックに世界中が苦し

んでるところですが、感染症の大きな原因の

一つが森林伐採であり、肉の消費が増え、家

畜とその飼料栽培のために森林面積が減り続

け、動物間の接触が増加していることだと言

われます。また動物の過密飼育も、感染症を引き起こしやすいと言われていて、いずれも

コロナの遠因が人間であることは皮肉です。


温暖化のことで、牛のゲップがクローズアッ

プされているので調べてみました。牛は反す

う動物で4つの胃にすむ約8000種の微生物の力を使って餌を発酵・分解して、栄養にしています。そのときに発生するのがメタンです

。メタンの温室効果は二酸化炭素の25倍もあ

り、1分に1回ゲップにより吐き出されるメタンは世界で排出される温室効果ガスの4%を占

めます。急に悪者のように言われるようにな

った牛ですが、世界中に15億頭いて、そもそ

もその増加は人間によるものでしょうから、

それもやはり人間が及ぼしたものですね。


テマヒマのランチ一食が動物性不使用になる

ことで変わること本当は微々たるものですが

、何か皆さんが意識したりするきっかけに少

しでも影響出来ればと思います。これもよく

書いていることですが、地球への負荷と同時

に自分たちの体への負荷のことでもあるので


テマヒマは明日も水曜日で定休日となります

。明後日9日(木)11時オープンで皆様のお越し

をお待ちしております。

それでは、好い夜をお過ごし下さい。