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お日様リーフラボ

イタリアンパセリの白和え

2017.06.19 00:09

今月のおすすめ野菜

イタリアンパセリ

セリ科オランダゼリ属の野菜で、原産地は地中海沿岸。和名はオランダゼリ。日本には18世紀末にオランダ船により長崎に持ち込まれたことがきっかけで広まりました(ちなみに日本で一般的に知られているパセリは、同じオランダゼリの仲間のモスカレードパセリで、縮れたパセリという意味です)。

紀元前から薬用および香辛料として利用されたハーブの王様で、古代ギリシャ・ローマ時代には儀式にも用いられ、華やかな席では出席者が首に新鮮なパセリの束を花環のようにかけてその香りを楽しんでいたといいます。その後、ローマ人がパセリを食べるようになり9世紀になるとフランス、ドイツ、イギリスなどに広がりました。ヨーロッパ全土で栽培されるようになったのは17世紀頃。フレッシュなままサラダとして食べられるほか、卵料理、スープ、マリネ、ソース、魚や肉の香草焼きにも利用され、ブーケガルニの材料にもよく用いられます。また中近東ではサラダの素材として野菜のようによく使われています。

栄養的にも非常に優秀な野菜で、葉、茎、根ともにビタミンA、B、Cおよび鉄分、カルシウムなどのミネラルが豊富です。疲労回復にも役立つビタミンB1や抗酸化ビタミンのEなども多く含み、美容や健康によい効果をもたらすと考えられます。暑さや乾燥に弱いため、ポリ袋などに入れるか、水にさして冷蔵庫に入れておくと長持ちし、また使い切れなかったパセリは、みじん切りにして乾燥させるか冷凍して保存すると長持ちします。


材料 4人分

イタリアンパセリ  15g

木綿豆腐      1丁

白すりごま     大さじ1

砂糖        大さじ½

みりん       大さじ½

塩         小さじ½


作り方

1.豆腐は手で適当にちぎり、ざるにのせて水を切る(出来れば1時間以上)。

2.イタリアンパセリは水洗いして水気を切り、細かく刻む。

3.ボウルに1.の豆腐を入れ、泡立て器でなめらかになるまでつぶし、その他の材料を入れてよく混ぜる。

4.3.の豆腐に2.のイタリアンパセリを加えて和える(そのままはもちろん、バゲットに塗り、焼いたベーコンと一緒に食べるのもおすすめ)。