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「6・18海外移住の日」について

2017.06.19 03:02

1908年6月18日に、日本からブラジルへ初めての本格的な海外移住が行われ、ブラジルのサントス港に着いた日だと言います。笠戸丸という船。781人。
このところ、海外移住は多くなっていると言われます。
外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000049149.
観光など短期滞在者ではなく、1年以上等留学、海外企業滞在などを含めた統計数字ですが、H1からH25までのデータが出ています。
「移住」そのものの定義は決まっていないと言いますが、やはり、日本人的に言っても、永久的に、その相手国に籍を移し、住むことを意味するでしょう。
ですから、その点で言えば、「永住者」を持って「移住」と理解するべきでしょう。
10年20年ともなれば、長期ではありますが、永住しないなら『移住』とは言えませんし。実際、永住者のデータは、Hi=246,043人。H25=418,747人。
国別に言うと、
1アメリカ
2ブラジル
3オーストリア
4カナダ
5イギリス
6アルゼンチン
7ドイツ
8ニュージ―ランド
9フランス
10韓国
だそうです。この10か国が永住者の8割を占めるという事。
アメリカとブラジルが全体の5割以上ですが、増加傾向のアメリカに比べブラジル移住は減少傾向だと。
その背景にあるのは、かつてのブラジル移住のような、仕事と新天地を求めてではなく、税金から逃れたい・老後の為というのが多いそうです。
昨今労働者の不足に、人の転出はそれに拍車を掛けることでもあるのですが・・・・
老後の為ともなれば、人だけでなく、彼らのお金も海外へ転出してしまうでしょうし・・・