全部出す 書き出すことのチカラ
私は、心がもやもやしたり
なんだか気持ちが落ち着かないなというときは
ノートや紙に
”今感じている気持ち” を全部洗いざらい書き出すようにしています
普段からなるべくいい言葉を使おうとか
人を悪く思わないようにしようという優しい人には特におすすめです
あの人は、私のことを馬鹿にしている
どうせ私なんて、何も達成できない人間なんだ
どうして私って、いつまでたっても部屋が片づけられない人間なんだ
もういやだ~!!
と、まぁ人には言えないことも
どんどん書いていくのです
ここでポイントなのが
どんなネガティブな事でもいったん全部紙に書き出すということ
悪口でも愚痴でも構いません
そこに、良いとか、悪いとか、正しいとか、間違っているというジャッジをせずに
とにかく全部出すことが大切です
そして、書き出したら
その紙を眺めてみます
そして、私ってこんな風に考えていたんだな~
こんな思いを抱えていたんだな~ということを客観的にみてあげるのです
すると
私って、人が私のことをこう思っているって決めつけているなとか
自分をダメだと決めつけているなとか
頑張っているのに報われないような気がして
そこに辛さを感じているんだなということが分かります
そうやって、一度今のありのままの自分を確認することで
この考え方の癖はいらないな
自分で自分をダメだと思うのは手放そう
私、頑張っていたんだな
もっと自分で自分を褒めてあげようと
整理整頓することができます
そのうえで、そう思ってしまった自分も否定せず
教えてくれてありがとうと言って
要らない思考を書いた紙びりびりに破って捨てるのです
それは、片付けのプロセスとよく似ています
今もっている洋服を全部出してみて
こんなに持っているんだとか
今の現状を確認すること
そこから自分にとって必要なものを選んでいけばいいのです
PCのエクセルなどに書き出すよりも
私は断然手書き派
実際に書いた紙を手にもって見る(客観視する)
破って捨てるということが(手放す)
心理セラピー的にも行動療法になるからです
目の前の出来事にどんな感情を抱くかは
今の自分を知るリトマス試験紙のようなもの
自分が何を感じているか
自分の中に自分という軸を持つことができれば
もっともっと楽に生きられるようになる気がしています