真紅の野菜ビーツの簡単料理
昨年(2016年)は、スーパーフードとしても人気が出たビーツ。
ロシア料理のボルシチには欠かせない野菜ですが、
日本では、まだ食卓にのぼることが少ない野菜の一つだと思います。
普段は、スムージーやピクルスなどにして楽しんでいますが、
今日はちょっとひと工夫の簡単料理をご紹介したいと思います。
ビーツの最大の特徴は、何といってもこの鮮やかな紅色だと思います。
この赤い色素成分は、ベタシアニンというポリフェノールの一種で
強い抗酸化力があると言われています。
乳製品と合わせると色合いもお味もまろやかになりオススメです。
ビーツとカッテージチーズのサラダ
ビーツは丸ごと串がささるくらいまで茹でて、皮を剥き、角切りにする。
カッテージチーズ、プレーンヨーグルト、マヨネーズ、塩、ブラックペッパー、刻んだクルミを
混ぜて出来上がり!
クラッカーにのせて、ちぎったパセリをトッピングしていただきました♪
今回使用したのは、静岡県で、自家採種、農薬・化学肥料不使用、植物性肥料栽培されている赤ビーツです。
生産者:なごみ農園さん
販売者:Bugrass Farmersさん
形はカブのように見えますが、ホウレンソウと同じヒユ科(アカザ科)のお野菜なんですよ。
食べると分かりますが、ホウレンソウの軸のピンクの部分のお味と似ていますね。
BugrassFarmersの女将 初美さんが、照り焼きにすると美味しいと教えてくださったので
作ってみました。
ビーツの照り焼き
ビーツの皮は剥かずに輪切りにして、フライパンに油をひき中火で両面焼いたら、少量の酒、醤油、みりんとヒタヒタくらいの出汁を入れて蓋をして、箸がささるくらいまで煮たら蓋を外し、煮汁がなくなるまで照り焼きにする。
白ごまをふり、彩りにさっと塩茹でしたサヤエンドウを添えました。
和食にも合うのですね〜
深みのある紅色になり、とても美味しくできました♪
ビーツに茎や葉がついていたら
ふりかけを作ってみては如何でしょう?
ビーツの茎のふりかけ
小口切りにしたビーツの茎と桜エビと松の実をごま油で炒めて
お醤油少々をさっと回しかけて出来上がり!
玄米入りのご飯にかけていただきました。
桜エビに含まれる赤い色素アスタキサンチンも抗酸化作用に優れた成分として注目されていますね。
松の実の濃くも加わり、ちょっぴりリッチな健康美容効果期待のふりかけです♪
ビーツの旬は、6〜7月と11〜12月ごろの年二回。
今回使用した赤ビーツ(デトロイト)のほか、渦巻きビーツ(キオッジャ)も最近よく見かけますね。
旬の時期に、よろしかったらお試しくださいね。