アメリカの大学を目指した理由
アメリカの大学行くんだ〜って言えば必ず聞かれる質問。
「なんでアメリカの大学行こうと思ったの?」
聞かれると、私は困るんです。毎回、なんて言えばいいかなぁって迷う。
それは多分、たくさんの理由が混ざりに混ざってて、人に話すほどオフィシャルな良い理由である自信もないから。
でも、そんなリアルな声を届けるつもりでこのサイトを作ったので、一度も留学経験がない私の、アメリカ大学受験を決めた理由をなるべくオーガナイズして書きますね笑
リベラルアーツに惚れたから
リベラルアーツは、大学2年生の後半に専攻を決める教育スタイルで、東京大学も採用してますね。
幅広い教養がキーワードで、サイエンスから人文学からアートまで、さまざまな科目が必修になってる場合が多いです。
高2の後半まで進路について全く考えなかった私は、塾のカリキュラムに乗っかって盲目的に数3まで学んでました。(学校のシステムが高3から文理分かれる制度)
その後、本格的に進路を考え始めて、経済だから文転しなきゃなってなった。
でも数3が割と得意だったんですよ、私。経済って数学使うんじゃないの?なんで数学を受験で使えないの?ってなり。
そんな時に出会ったリベラルアーツ。文理すら選ぶ必要なし。自分が興味ある分野のイントロ授業取り放題。え、就職に使えないと諦めていた、心理学や哲学も学べるの?ってなりました。
そして、リベラルアーツのもう1つの利点が教授との距離が近いこと。
日本みたいに大きい教室で教授が話してるのを眺めてるなんて、絶対眠くなるなぁと思って笑
ずっと日本の教育を受けてきた私としては、20人前後のクラスメートと、議論をして学ぶというやり方もやってみたいな!と思ったんです。
海外の多様性に憧れたから
もう一つの理由がこれ。進学した中学校・高校の仕組みも関係して、私は中学受験、高校受験、大学受験全部しました。笑
そのおかげで受験勉強はもう慣れたかなって感じなんだけど、その方法といえば、塾に通って出された宿題を確実にこなすこと。
それを半年とか一年とか繰り返す作業。それ自体にも飽きたし、いい大学行ったとしても、その作業が得意な人がまた集まってるのかなって思ったんですよね。
いやなんか日本の大学をdisってるみたいで申し訳ないし、もちろんその勉強をこなしつつ色々なことを達成しているすごい人もたくさんいると思うのだけれど。
その点で、アメリカの大学の多様性って、大学側も推しポイントにしているくらい整っていて。
国籍はもちろん宗教だってバラバラ。入学も、テストスコアだけじゃなくて、エッセイや推薦状からわかる人柄、課外活動や賞の受賞履歴など様々な点を考慮して決まります。
テストスコアは平均より劣るけど、そのぶん他の人より光るものを持ってるって人もたくさんいる(はず笑)。
ずっと日本の学校で人生を送ってきた私としては、一度こういう世界を経験しないと価値観が偏ったままになっちゃうんじゃないかなと思い、だいぶアメリカの大学に魅力を感じました。
受験が終わった今、自分の決断を振り返ってみて
こんなサイトを作っておいてなんだけど、海外大学に進学することを勧める気は無くて笑
ただ一つの選択肢として、合う人には絶対合うし、マッチすればこれから輝く為に必要なことを学べる、絶好の場所になると思っています。
だから、少しでも興味があるなら、私には無理そうだなと諦めるのではなくて、先輩に話を聞いたり留学エージェントに助けを求めたりして、後悔しない選択をしてほしいなと思います。(その為にこのサイト作ったんだもん笑)
ちなみに、進学先としてはもちろん、受験過程でも学んだことはたくさんあって、それだけでもこの選択肢を選べて良かったと思えている私なので、それについてはまた次回書きますね。
ちなみに、その他の単純な理由はこんな感じなので、参考までに。
・4年も暮らせば流石に英語ができるようになるだろうと思ったから(ノリが軽いですね)
・1、2年間の交換留学だと他の人とかぶるかな、もっとチャレンジしたいなって思ったから
・バイトとかサークルで遊びほうける自分が見えたから(そんな時間も大切だと思ってるし、周りの友達とても忙しそうだから、そんなことはなかったかもしれない?)
・海外大学進学にかかるお金は、地方の大学に寮を借りて進学するのとほぼ変わらないって聞いたから(実際は個々のケース次第だと思います)
・学問自体を楽しむことができそうだと思ったから(これ大事)
2016/06/19 amu