出会った頃のクロネコのクロ0620
2017.06.20 03:16
その頃のボクは、大人になって、どういう仕事に就こうかと考えていた。あれこれ考えて思いついたのが子供の頃にやりたいと思っていたこと。それが文を書くこと。小説家だった。小学校の作文の授業で先生にほめられたことがあって、それが仕事になればいいなと思っていたんだ。
そんな時、ボクの家の周りでちっちゃな黒いノラネコを見かけるようになった。親ネコの姿はなく、自分でどこかからやってきたのか、誰かがここへ連れてきたのかわからなかったけれど、きっと誰かが拾ってくれるだろうからすぐにいなくなるだろうとその時は思っていた。子ネコは小さな顔の割に目が大きい。歩き方も少し頼りなくヨタヨタした感じ。それで目が青い。