アラフォー子なし主婦の求職活動⑥
家から近い場所で働きたいのでパート勤務の面接へ行ってはみたものの、感触はイマイチ。しかも、よく考えてみるとパートで時給900円、フルタイムで社保加入となったら収入少ないんですよね。
しかも、パートのメリットといえば長期雇用だけど、面接に行ったところは1年間の契約って話だったので、
3ヶ月更新の派遣よりは長いけど派遣とあんま変わらなくね?
って思いました。
なんだかんだ理由つけて、結局は落ちそう、たぶん落ちた、って感触だから諦めつけようとしているところもあるけれど(笑)
別に一生その仕事をするわけでも、その企業で働きたいわけでもないならば、パート面接に何度も行って落ちての繰り返しをするよりも派遣で探したほうが効率良さそうなので、やっぱり派遣1本で動いていこうと考え直しました。
前回も書きましたが、派遣は派遣会社や派遣先企業によって同じ事務職でも給料が違うし、業務内容も全く違います。
今、進んでいるお話と進みそうなお話は以下の3件。お給料や勤務時間、通勤時間などを比較して自分の希望条件を改めて固めていこうと思いました。
優先すべき希望条件
①勤務時間・曜日…土日祝原則休み希望、9時〜19時頃までの間で残業可
②業務内容…一般事務または営業事務
③通勤時間…最長片道30分まで
どれも譲れない条件(っていうほど細かくはないけど)ですが、その中でも順番を付けてみるとやはり勤務時間や曜日は一番重要ですね。
わたし自身はあまり土日祝休みや勤務時間にこだわりはないどころか、実のところ平日休み・早番遅番シフト制みたいな勤務条件も嫌じゃないんです。
事務職でもサービス業の裏方なんかにそういう仕事が意外とあるんですが、既婚者なので夫の意向を大切にせねばなりませぬ。夫に相談すると、「土日祝ほったらかしは寂しいなぁ…」などと言われてしまったので、やはり基本的に土日祝休みにこだわりを持つ必要がありそうです。
夫自身は土日祝も仕事ってことが結構多いんですけどねぇ…( ¯ ¨̯ ¯̥̥ )
時間帯も同じく「あんまり遅くなっても大変でしょ」という夫の言葉の裏側には、
「せめてご飯くらいはちゃんと作ってね」
的な家事全般おまかせムードが漂っているので、そこはやはり自分で上手にやりくりできる職場を選ばないといけないですね。
最近では家事分担とか主夫とかイクメンとか、夫も一緒に家事や子育てに積極的に参加するのが当たり前の風潮にはなってきましたが、
うちには全くその兆しはありません。
ていうか周りの主婦友達とかもみんな、女性がメインで家事や子育てしてるもんだから、ニュースやネットで家事を率先してやってくれる男性なんてどこの世界の人ですか?って思っちゃいます。
まぁ、うちや友達の家庭は、
とにかく夫が激務過ぎる
ということもあるので、必然的に妻が家事を100パーセントやるのが当たり前になってしまっているんでしょう。
だって朝8時頃から夜10時過ぎまで帰ってこない夫じゃあ、家のことをやって欲しいと思う余地さえ残されていない。
その代わり、子供いないうちの家庭なんか、アホほど自分の時間ありますけどね。
今でも、たとえば17時まで近所の工場で働いたあと17時半には帰宅して、犬の散歩行ったあと19時過ぎから晩御飯を作り出しても20時前から延々遊べる。もうね、家で本読むの好きだし読みまくるけど疲れてるときは折り紙とかもやっちゃうよ、とにかく一人の時間が多い!
家事全般大嫌いだけど、まぁこんだけ時間があれば十分出来ちゃうし、苦でもないわな。
時々、ネット上の婚活相談とかで「派遣だと婚活に支障ありますか?」っていうの見かけるけど、
女性は派遣でも全く問題ないです。
・自分の給料で家族4人くらいなんとか養いつつマイホーム買ったり車買ったりできる
・家にほとんどいない
・休みの日は自分の好きなことをしていたい
・転勤族
こんな条件の男性だと思います。
自分の給料で家族4人くらいなんとか養いつつマイホーム買ったり車買ったりできる
ってどんな水準なの?って考えてみると、実はこれ「クレヨンしんちゃん」のパパと同じ条件なんです。
妻のみさえにはいつも「安月給」だの「万年係長」だの言われていますが、今の世の中だと意外と贅沢に感じませんか?
野原ひろしってみさえの言動と見た目やキャラの影響で、うだつの上がらないサラリーマンという印象が強いのですが(わたしだけ?)実は身長180cm!商社勤務!と婚活対象にするなら最高クラスのスペックを持ったエリートなんですよね(笑)
クレヨンしんちゃんの連載スタートは1990年、バブルが崩壊する前後。
まだまだ日本は一億総中流だったためか、野原ひろしがエリート扱いされていないところに時代を感じます。
時代といえば、昭和を代表する漫画「ドラえもん」の登場人物も経済的には充分満たされた家庭の子供ばかりのような気がします。というかスネ夫とかシズカちゃんとか、明らかにお金持ちだよね。
のび太も一人っ子だしママは専業主婦だし、野比パパはサラリーマンでママはいつも家計簿とにらめっこして奮闘しているけど、東京に一軒家を持っているし変なロボット飼ってるし。今の時代の感覚で考えたら「赤字ならお前働けよ」ってなりますが、これが昭和の中流家庭の主婦像だったのかもしれません。
だって国民的アニメの「サザエさん」も、親と同居しているのに専業主婦だし、まぁあそこは子供が小さいから仕方ないのかもしれないけどお母さんも専業主婦でしょ、ていうか波平さんてめちゃおじいさんみたいなイメージだったけどよく考えたら現役で働いてるよね、大人になってから気付いたけど意外と若かった波平。
30代で年収800万円以上
は必要かと思われます。
このあたりは家にかかる費用など経済負担の相場が高い都内だともっと必要だし、土地の安い地方だともう少し低くても実現できるのでしょうが、とにかく結構な年収がないと難しいです。
うちはここまでの年収なんてなくて、地方だし子供いないからわたし自身がのんびりしているけど、貯金額とか年収と年齢を考えるとマイホームはまだまだ遠い未来、そもそも買えるの!?みたいな感じです。
てか30代で年収800万円超える職業って、サラリーマンだと上場企業でもなかなかないんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょう。
さらに、それだけ稼いでくれる夫はきっと、仕事をしている時間も長いでしょうから、まぁ妻に家事や子育てを任せっぱなしになるのも致し方ないかと感じます。日本は子育てのサポートがまだまだ充実していないので、共働きで女性が男性と同じくらいかそれ以上、子育てをしながら稼ぐのは難しいのが現状です。
海外ドラマなんかを見ていると、バリキャリウーマンとエリートが結婚して子供をベビーシッターに預けて働きに出る、週末は夫婦二人でデートして、みたいな設定がよくありますが日本では制度的にまだまだ夢みたいな話ですね。
そういえば欧米諸国は子育てに対する感覚も日本とかなり違うみたいです。海外で子育てをしている友人曰く、
「こっちの人は犬育てるのと同じように子供育ててる」
そうです。
別に変な意味じゃなくて、子供を構い過ぎない、別の部屋に寝かせる、一緒に出かける時と出かけない時をきちんと分ける、公共の場での躾をしっかりするとか、その代わり出かけるときは絶対に子供だけで遊びに行かせない、みたいなところが、要するに「犬はケージで寝かせる、犬は散歩のときは一緒だけどほかのときは留守番、無駄吠えや噛みつきがないように躾をする、犬だけで散歩に行かせない(当たり前だけどw)」と置き換えて考えてみると似たようなもんだよ、ってことなんですね。
まだ子供のいないわたしが、「海外での子育てなんてマジで大変そう」といった時に、「あんた犬飼ってるでしょ。こっちだと犬躾してるのと同じような感じだから思ってるほど大変じゃないと思うよ」なんて返ってきたから聞いてみた欧米子育て事情でした。
ついでに「日本ではイクメンとか色々言ってるけど、欧米だって忙しい夫は子育て参加あんまりしてないよ。妻に対するスキンシップは日本人より多いけど。時間内なら仕方ないよね。ただ、子育てというか子供との対話の時間は日本人男性より多いんじゃないかと思う。叱る、怒るんじゃなくて子供の言い分を聞いて、納得いくまで討論してる(笑)でも家事や育児についての男性参加を呼びかける風潮は日本のほうが凄いね」と言っていました。
友人は留学先のイギリスで知り合ったアメリカ人とカナダで暮らすという謎の生活をしているのですが(笑)意外にも男尊女卑の傾向が日本よりもっと大きいんだそうで。
「日本の男性は優しいと思うよー。悪くいえば気弱だけど。」
海外に出てみると、自国の良いところがたくさん見えてくる反面、子育てしながら働くのはやはり欧米のほうがやりやすい、と言っていました。
だから「日本人と結婚して日本で子育てするなら、働かないといけない環境や、資格職などでいくつになっても出来る仕事をしているとかでない限り、べつに専業主婦で良いと思う。日本で生活するなら本当はそのスタイルのほうが向いてるよ、中途半端な派遣やパートは一番しんどいと思う。」と言い続けています。
それなのに派遣を選ぼうとしているわたし…(涙)友人の助言を聞けないのは、
暇だからです。
またまた話がそれちゃったけど、とにかく激務で家事などが出来ない場合、バリキャリ女性より派遣などで働く女性を選ぶってタイプの男性も多いので婚活市場では狙い目だと思います。
もちろん、会った瞬間に「あたし結婚したら仕事辞める」ってのはイマイチな印象になるから避けるべきですが、現実問題、そういう忙しい夫と結婚したら退職したくなります、たぶん。
少なくともわたしは、
・結婚を機に引っ越して通勤時間が片道1時間以上になってしまった
・交通費支給の上限を超えた
・自分の帰宅時間が20時を過ぎる日が多く家事が週末に溜まってしまう
という条件が重なり、結婚後半年で夫に退職を相談しました。
「もう少し家の近くで探してみようかと思って。」
夫は「のんびり好きにやりな」って感じだったので好きに退職して、いままた求職活動に走っています。一番辛かったのは通勤時間が長くなってしまったことなので、自宅近くの仕事を探しています。
ちなみに夫は転勤族なので、わたしの退職にあまり異論を唱えなかったのではないかと思います。どうせ転勤になったら辞めないといけなかったからね。
婚活市場では避けられがちな転勤族ですが、彼らもまた専業主婦をするなら狙い目のポジションかと思われます。
妻も公務員だったりよっぽど大手じゃない限り仕事を続けたまま夫の転勤についていくのは難しいですよね。
看護師や薬剤師、介護士など医療関係の資格職なら全国どこへ行っても仕事はありそうですが、事務員なんて田舎では募集が少ないため専業主婦やパート・派遣主婦をやらざるを得ないパターンになりますよね。その分、男性もあまり女性に仕事やキャリアを求めないのではないでしょうか。
だってキャリア積んでて「あ、転勤?じゃあ単身赴任よろ。」と子供いないのに送り出されるのは、それはそれでなんとなく寂しい人が多いでしょうし。
なので派遣女子にとって転勤族はかなり狙い目じゃないかな、と勝手に思ったりします。実は単身赴任だった(家庭持ち)っていう食わせ者もいるので気をつけないといけないですが。
と、ここまで書いて思ったんですが…
この記事、完全に求職活動じゃなくて婚活についての内容になってますね(笑)
閑話休題。
今、進めているお仕事を比較してみます。
A.時給1,100円、現場事務、8時半〜17時半、通勤時間15分
8時間勤務で給与は約17万円。
社保など引かれて手取り14万円前後。
男性多めの環境、業務内容のイメージがつきづらい。
制服に着替えるため家を出る時間はおそらく8時過ぎ、帰宅時間は18時前なので意外と拘束時間は長いイメージ。8時間勤務だもんね。
B.時給1,200円、現場事務、9時〜17時、通勤時間30分
7時間勤務で給与は約17万円。
社保と交通費(定期代1万円)引かれて手取りは13万円前後か。
食品関連の工場で冷房ガンガンの事務所環境とのこと。業務内容のイメージはつきにくいが、仕事は同じ派遣会社の女性と二人で行い、引き継ぎのあと半年後くらいから一人になる予定であり、少人数と長めの引き継ぎやサポートは安心。
家を出る時間は8時15分頃、帰宅は18時前。ほとんど条件がAと変わらないが、メリットは勤務時間が短いこと、デメリットは交通費がかかることくらいか。
C.時給1,300円、金融事務、9時〜17時15分、通勤時間40分