Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

市販カラー剤によるトラブルのニュース、そしてそれに対してのいろんな方のブログが話題みたいなので。

2015.10.24 12:05

どうも、ダイスケです。。あんまり喜ばしくないニュースが話題になってるようですね笑




んー、、、まぁそういうリスクはあるなって思います。と思いつつ、いくらこういうニュースが流れたり、美容師側が呼びかけてもゼロにはならないのも現実かと。

ニュースで出てる皮膚トラブルは最後に書くとして、いい機会なのでよく上がる話題の市販カラー剤がパワー強いとかムラにとかとはちょっと違う観点で思うことをば。


綺麗にしたいから染めるはずなのに結果綺麗にならないリスク

正直個人的に1番伝えたいのはここですね。

カラーリングをする=究極はしないよりした方がよくなるからですよね?いろんな意味で。

黒髪より明るい方がおしゃれ、白髪はカバーできてる方が見た目がいいetc…

ただ、素人が市販品を自分で使ってそれが叶うのは

全くカラーしてなく、髪のコンディションもいい時にやる1回目のみ、です。


2回目以降はコンディションの違う状態が根元から毛先までの間に混在してます

当然ですね、初回以降伸びたところは黒くてダメージが無いけどそれ以外は色も明るいしダメージもあるわけで。

そこに同じ薬をつけて同じになるわけがない笑

僕ら美容師がそういう髪にカラー(ていうか基本そういう髪ばっかり)をする時は

・1剤を使い分けて色を調整

・2剤を使い分けてパワーコントロール

ざっくり言うとこういうことをしてるわけで。

それができてるからいい状態を根元から毛先までキープできるんですね。

健康な黒い髪を染めれるってのはマックスパワーなわけで、それをダメージのある部位につけてけば回数を重ねる度に傷んで行くのは当然です。


結果毛先にいくにつれ色は濁るし状態も悪くなっていく

少し考えれば簡単なことです笑

僕ら美容師でも自分の髪を自分で染める時にリタッチ(新しく伸びてきたところだけを染める)を綺麗に塗るのは困難です。中には器用すぎてできる人もいるかもしれませんが僕は無理www



結局理想の色にならなくて美容室に来るんだけど…

だいたいは時すでに遅しな場合が多い笑

そりゃそーですね、そうだからいよいよプロに頼るわけですよね。でも正直厳しいです。

時間をかけて何とかしてくことはできるけど、1回じゃ難しいorそれなりのダメージ、時間、料金がかかることが多いです。


あとは費用対効果をどう捉えるか

正直金銭面や時間的な問題で市販カラー剤でセルフ、、、は仕方ないこともあるかなとは思います。

ただ皮膚トラブル以外にも上記のようなことも考えていてほしいなとは思います。

きれいになるためにやって本末転倒になることもしばしば、なので。




で、皮膚トラブルに関しては。

刺激性のものはそれなりの薬剤なので人によってはあります。やはり「塗る技術」もプロの我々に任せて頂くか下記に書く簡単な対策を参考にして頂ければと思います。

もう一つアレルギー性のものですが、、これはもうどうしようもありません。ある成分に対して起こるものなのでその成分が入ってないものを使うしかないですね。代表的なのはヘアマニキュアやヘナでしょうか。また、アレルギーは突発的なものなで今まで大丈夫だったのに…なんてパターンもあるのでご注意ください。


さて、その上でどうしても自分で染めるとなれば…

・なるべく新しく生えてきた黒い部分にだけつける

分けて塗ったり、誰かに塗ってもらいましょう(親兄弟家族、友達など、、)

・色を変えたいなら↑のプロセスを踏んで全体を同じ状態(明るさ、ダメージ)にした上でやりたい色のカラーを全体に塗る。ダメージは大きいですが色はそれなりに揃うかと笑

・ワセリンや家にあるコンディショナー、トリートメントを地肌と生え際に塗ってみる

美容室では保護オイルを使用しますが代替えとして。塗らないよりはいいかと思います。気休めかもですけどね。

・当たり前ですが体調の悪い日は避ける

言うもでもなく、ですね笑 女性の場合ホルモンバランスの崩れる時期(いわゆるあの時期)等は普段よりデリケートですし。



さらっと書くと今更感の否めない内容ですが今一度参考にして頂ければと思います。