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折尾の堀川

2021.12.07 13:27

死ぬまでに1度は「折尾の堀川で飲んだみたい」

ち思ってました。


今日は仕事の関係で折尾へ行く機会があったので、

明石さんを巻き込んで堀川へ行きました。


そのまえに、やっぱり折尾駅は原型をとどめていない。

下北沢駅の再開発に匹敵するのでは?


驚愕だったのは、駅前の光景。

丸和に折尾の電停にミスドにと、

自分の記憶にあるものが無いもない・・。

俺の土手っぱらに撃鉄が走った。


元気を出して、堀川へ行ってみた。

お店は3軒位しか開いてなかった。


色んな居酒屋があるポップな通りち思っていたが、

実際はお年寄りのオアシススナック街である事を知った。


しまった、全く聞いてないぜ。

行きにくい・・。帰りたい・・・。

でも、この機会を活かさないと、もうチャンスないかも・。。

再び生きて折尾の地に立てる保証なんてものは無い。


とりあえずお店に突撃することにした。

1件目は狭いスナックのようなお店で、高齢者で盛り上がっていた。

ママ?とお客は俺を見て「なんしに来た?」ていう顔をした。


2件目も同様な感じで、高齢者達で盛り上がっていた。

ママとマスターと思われる老夫婦は俺を見て

「なんか場違いなのが来たぞ?」ち顔をした。

俺たちの入る隙間ななさそうだ。


それにしても困った。

裏風俗に突撃する時の気持ちは、こんな感じなんだろうか?


3軒目は明らかにお客が良そうにないKさんにした。

入室OKとのことで、和風スナック風の店内の奥の方に座った。


茶髪の俺たちより年上風のお兄さんが切り盛りしていた。

店内は狭く、壁にはカラオケマシーンが埋め込まれており、

たばこの煙が染みついた店内は懐かしいにおいがした。


お店にはメニューが無い。

何となく、この店のスタイルを察した。

とりあえずラガーの中瓶を注文し、明石さんと乾杯した。


30分くらいしかおらんかったけど、お兄さんと色々な話をした。

早速衝撃だったのは、近々堀川は再開発のため、壊されてしまうとのこと。

本当は今年無くなる予定だったが、市の計画が遅れてて来年に延期されたそうな。


味わい深い建物たちはすべて壊され、新しい道の歩道になるそうな。

北九州市は古い物を壊して作り変えることが好きだが、

折尾もその嗜好の標的みたいだ。

(それを云ったら、折尾駅舎もそうだが)。


とりあえず、勇気を出してKさんに来てよかった。

死ぬまでにやっときたいことは、

1日でも早く行うように努力する必要がある。


お兄さんとは一緒に飲んだ、

小倉のホストクラブや、懐かしのハッスルや、

宇部市が誇る遊人の話題で盛り上がった。


ありがとう、折尾と堀川とKさん。

忘れられない思い出ができました。