Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

あさひのDTMブログ

スピーカーの左右角度調整

2021.12.08 19:00

こんばんは。オーディオマニアのあさひです。

DA-3000のDAC音質を確認、衝撃を受けてから早数日。

作戦を練ってきました。


基本路線はやはり、普段使いはUFXということです。

付随してDA-3000もしっかり鳴らせる環境に調整しておく。

好みはDA-3000というのがはっきりしたので、

UFXとDA-3000の音質差を電源ケーブル、USBケーブルで埋めれないかなと考えてます。

似たような傾向に調整したい。ウム

まぁUSBケーブルが変わればDA-3000の出音も変わるけど。w

兎に角UFXの出音をブラッシュアップするってことですなぁ。b


今UFXで使ってる電源ケーブルはカナレ。

自分のイメージだとカナレってタイトな音像というよりはワイドな音像。

電源ケーブルを変えることでより引き締まった音になるかもしれない。


自分が目を付けたのはAETのEVO1302S-AC-V2。

コスパが良いと評判のケーブルだよね。

とりあえずこれを一本買って色々試してみる作戦。


USBケーブルはこれまたAETのR-AU1PL1.0。

導体はアコースティックリバイブらしい。

本家アコースティックリバイブのUSBケーブルは高すぎたので今回はAETのお世話になることにしました。


そんなわけでケーブルを何買うかはすんなり決めたんだけど、

その前に今やれること・・DA-3000にあわせてスピーカーの角度調整を行おう!

DA-3000は音像がタイトなのでスピーカーの角度を若干左右に広げることにしました。


みなさんはどうやってスピーカーの角度を決めてますか。

自分は今迄、目で見て大体こんな感じかな、、

音を聴いてさらに微調整。って感じでした。


今回はちゃんとやろう!という事で2つの方式を採用しました。

↑この記事を参考に、左右スピーカーの前後カドに糸をテープで止めて

センターが出ているか確認しました。

この方法の利点は簡単にバランスを目で見て確認できることですなぁ。

ただし欠点もあって、ずれてるときどう調整すればいいのかワカラン。w


ということで調整方法として採用したのが,

森崎先生のメジャーで測るという方法。

これは圧倒的にわかりやすいし実践もしやすい。

ただしこの方法にも欠点があって、それは、、

スピーカーを机に設置している場合、長方形ではない机で測ろうとすると難しい。

自分みたくL字デスクを使ってると正確に測定するのが非常に難しいです。


ということで自分はレーザーポインターを使って線を引いて

その線を基準にスピーカーの距離を測りました。


そして、そもそもどういう角度にすればいいのかという問題。

正三角形とか、二等辺三角形とか、30度とか、DTMの場合内向きの方が良いとか

所説ある中、自分が参考にしたのはあるエンジニアのお言葉。

「リスニングポイントが1Mくらい後ろにあるくらいで調整するほうが扱いやすい」

ようは、正三角形でジャストの調整をしてしまうと、

頭の位置が動くとすぐにスイートスポットから外れちゃう。

ピーキーなセッティングになってしまうということですなぁ。

正直自分も今迄ピーキーなセッティングに悩まされていました。


自分は何度か調整して最終的には50cmくらい後ろの感じでセッティングしました。

やりすぎると指向性の強い高域が抜け落ちて一体感が無くなり、

アタック感の無い搾りカスみたいな音になります。(←やらかし済み)


そしてスピーカーのセッティングと言えば、インシュレーターをどう置くか問題。

3点支持、4点支持はもちろんのこと、どういう位置に配置すれば良いのか。

自分の場合DMSDの6個セットのインシュレーターを使ってるので必然的に3点支持。

且つ、自然な広がりがほしいので前2個、後ろ1個の配置。

DTM界隈だと前2個派が多い気がする。


自分が試したのは前2個をどの位置に配置するか。

そして後ろ1個をどの位置に配置するか。


自然な音の広がりが欲しい場合は、

スピーカー前面にあるスピーカーユニットの振動を阻害しないよう

前に配置している2個のインシュレーターを少し後ろにずらして配置すると良いようです。


前面ぎりぎりに配置した場合、前面の振動が制振され非常に平坦な鳴りに聴こえました。

接地面積の多いDSMDのインシュレーターは制振効果が高いのかも。


三点支持の後ろ側のインシュレーターは、

真ん中よりに配置すると、全体が詰まったような印象に、

後ろに配置するほうが音の分離も良く自然な鳴りに聴こえました。

低域の見え方も変わる印象です。

帯域のバランスも変化するけど、それ以上に音場の広がり方に変化が出たような印象。


以上が今回色々と調整、検証した内容です。

スピーカーのセッティングに関して今年は相当ノウハウを蓄積できた気がする。

高さ調整に関しては、前回記事に書いた通り。

今回は角度の調整方法、インシュレーターの配置方法において

自分なりの方法を確立できた。

やはり音質に与える影響度合いは機材やケーブルよりも、諸々の配置による影響度のほうが大きいです。

森崎先は「自分がセッティングすればどんなスピーカーも同じ音でなるようにセッティングできる」みたいなことを言ってたけど、

今ならその意味が分かる気がする。

相当に奥の深い世界です。