内密出産法制化で「生命尊重」の政治実現を!
今朝の朝刊の折込チラシで、私が代表を務める政治団体「西はりま立憲主義者の会」(立憲西播)のビラがたつの市の一部に配布されました。(※私の資金力不足のため、一部の地域にしか配布できていません!)
ビラでは私が日ごろから訴えている政策である「内密出産法制化」について書かせていただきました。
内密出産とは、様々な事情で妊娠・出産を表にすることのできない女性が、内密に出産して子供を養子に出すことのできる制度です。
これについては、子供の「出自を知る権利」との兼ね合いを始め、様々な議論があることは承知しております。しかしながら、私は赤ちゃんのいのちを救う際に「議論に堕すること」があってはならないと考えております。
この内密出産を提案したのは「こうのとりのゆりかご」で著名な慈恵病院ですが、私がPR委員を務めさせていただいている一般社団法人「いのちを守る親の会」も内密出産法制化に賛成です。
内密出産法制化の議論は、実は慈恵病院による突飛な提案ではなく、世界でも同様の法整備が整えられています。例えば、ドイツやフランスでもこの種の制度は整備されています。
この問題は良く「プロライフ」(生命尊重派、保守派)と「プロチョイス」(選択尊重派、リベラル派)の対立軸の中で議論されていますが、中絶(堕胎)以外の選択肢を用意し法制化することは、赤ちゃんのいのちをより守りやすくすると言う意味ではプロライフ的な主張であり実際プロライフ団体が推進しているものの、女性の選択肢を増やすと言う意味でもあるのでプロチョイスにも本来反対する必要のないものです。
実際、プロライフとプロチョイスの対立の激しいアメリカにおいても、ほぼ全ての州(プロライフ優勢の州でもプロチョイス優勢の州でも)において『赤ちゃん避難所法』と言う、同様の趣旨の法律が制定されているのです。
私は保守派であり、生命尊重派です。しかしながら、この問題を党派対立の道具にしたいわけでは、ありません。
議論に堕することなく、海外を見習って党派を超えて赤ちゃんのいのちを守っていきたいのです。
実は、日本でもかつて『実子特例法』と言う、内密出産法制化と同趣旨の制度が提案されたことがありました。私の生まれる遥か前の話ではありますが、今慈恵病院やいのちを守る親の会を支援している方々の中にも、当時から活動されている方は少なくないと思います。
しかし、この法律は中絶(堕胎)を利権化している医療利権複合体の強い反発により、葬られてしまいました。
医療利権複合体は今でも緊急避妊薬普及に反対するなどしています。
今現在「望まない妊娠」が社会問題化していますが、医療利権複合体からすると「望まない妊娠」をした上で中絶を選択してもらう方が稼げてよい、と言う事なのでしょう。この、トンデモナイ生命軽視の医療利権複合体が自民党の支持母体であるのが、今の日本の様々な問題の一つなのです。
無論、お医者さんのすべてが生命軽視と言う訳ではありませんが、かつての『実子特例法』反対運動や現在の緊急避妊薬普及反対運動に医師会が関与していることは紛れもない事実であり、私は生命尊重を訴える者としてこのような医療利権複合体の動きには断固として反対せざるを得ません。
これまで生命尊重を貫く政治家や活動家には様々な妨害がありました。しかし、それに屈してはなりません。
私は生命尊重を貫くため、あらゆる妨害に屈することなく、内密出産法制化のために活動させていただきます。
なお、参考になりそうな記事をいくつか、最後に紹介させていただきます。