ヨガのポーズのこと その4〜なぜ体が硬い人がヨガが向いているかってこと〜
昨日はヨガのフィジカルに対する効果について書きました。
今日は例の体が硬い人の方がどうしてヨガが向いているかってことの本題。やっと、本題 笑
ここまで長引かせてすみません!
ヨガのことを書き出すと、止まらないんですよね〜笑
さて、ヨガのポーズは瞑想に入る準備だと言いましたが、
体を柔らかく、歪みを取り、インナーマッスルを鍛えたとして、
すぐに瞑想に入れるでしょうか?
であれば、
例えばバレエダンサーさんは、ヨガのポーズは取る必要が無いかもしれませんね(^^)
他にも体がしなやかな子どもとか?
彼らに、いきなり、さあ、座って瞑想しましょう!と言って、できるでしょうか?
答えは、NOです。
なぜなら、長時間座るには、身体が整っているだけでは、まだ足りないからです。
他に何が必要か?
それは、過度な集中を維持できる、マインドです。
だから、子どもには難しいし、
その修練をしていない人には、いきなり瞑想は難しいんですね。
そういう人のために(ほとんどがそういう人です)ハタヨガが生まれました。
ヨガのポーズを行いながら、マインドを鍛えているんです。
単に『強くする』という意味ではなく、
集中力、内観力、落ち着き、冷静さ、忍耐力、柔らかさ、敏感さ、穏やかさなど、、、
やり方次第で、強く、柔らかい、、しなやかなマインドを育むことができるのが、ヨガのポーズなのです。
そのために必要なのが、『感じる』ということ。
体を感じ、呼吸を感じ、、、
ほら、こうやって書くと、今流行りのマインドフルネスと同じですよね?
今、ここにある、自分の内側の世界に、意識を集中していく。
ああ、ここが気持ちいいなーとか、、
こっちは痛みを感じてるぞ、とかって。
ああしなくちゃ、こうしなくちゃではなく、
へー、そうなんだーって、ちょっと離れたところから冷静に、優しく自分を見続ける感じ。
思考を止めて、感覚に意識を集中すると、
とても穏やかで、安心した気持ちになってくることが多いんです。
マインドフルネスでは、こうするだけでストレスが低減されているといっていますね。
体が硬い方は、ほんの少し関節を動かすだけで、体の反応を感じ取ることができます。
例えば、椅子に座ったまま、姿勢を正すだけで、腰のあたりの緊張を感じるでしょうし、
そのまま片脚を前に押し出せば、脚の裏側にストレッチを感じるでしょう。
体が柔らかくなると、ほら、脚を頭に担がないと、その感覚を得られないんですよ!体が柔らかい人は可哀想でしょ?と、私が言うと、
たいていはみなさん、苦笑いしながら納得してくれます。
体が硬い人は、ものすごいヨガのポーズをしなくとも、たくさん感じることができるので、その感覚に意識を向けることで、瞑想に通じるマインドを育むことができるラッキーな方たちなのです(^^)
まあ、そんな風に、、
ヨガって、やればやるほど人にとって恩恵だらけ。
改めてご先祖様からのギフトだなーと思います。
さて、体が硬いからとヨガを敬遠していたみなさん、そろそろヨガを始めてみましょうか!(^^)
良い瞑想の準備ができますよ〜⭐️
今日も良い1日を!
シャンティ・シャンティ・シャンティ
ホリスティック・ウェルネス・コーチ
今井まお
http://www.maoyogi.com