JUNE BRIDE とは?
梅雨とはいえ晴天も多く、25日の挙式で初めて雨に出会いました。
ホテルオークラ東京に向かう途中の泉ガーデンのAgapanthus(アガパンサス)。
ギリシア語の「agape(愛)」と「anthos(花)」が語源となり、「愛の花」という意味があります。
別名は紫君子蘭(ムラサキクンシラン)、英語ではアフリカンリリー(African lily)とも呼ばれているそう。エレガントな立ち姿ですね。
なので花言葉は「恋の訪れ」「ラブレター」「知的な装い」。
JUNE BRIDE=6月の花嫁。欧米では6月に結婚すると生涯幸せになれるという言い伝えですが、その由来はなんでしょう。
一つの目の説は、JUNEの語源であるJUNOは、ローマ神話の中で結婚を司る女神JUNOのこと。6月は結婚や女性の権利を守護する「JUNO」の月であることから、この月に結婚する花嫁はきっと幸せになるだろうという。
二つ目は、ヨーロッパの6月は1年の中で最も雨が少ない月で、気候も日本の爽やかな5月のよう。「復活祭」が行われる月でもあるため、ヨーロッパ全体がお祝いムードとなり多くの人から祝福される6月の花嫁は幸せになるだろう。
三つ目は同じヨーロッパ。3・4・5月は農繁期。農作業の妨げにならないように結婚を禁止していたそう。結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多く=祝福も多いことから、多く祝福される6月の花嫁は幸せになれるだろう。
などあるようです。
日本の6月はまさに梅雨。湿気も多く蒸し暑く結婚式を挙げる人が少なかった月です。売り上げが下がる時期ですね。
そこでホテル関係の人たちがこのヨーロッパのJUNE BRIDEの言い伝えを知り、プロモーションとして使ったのが始まりだそうです。素敵なお話ですから業界としてはどんどん宣伝をして日本でも定着していったということですね。
そういう意味では、節分に太巻きを切らずに1本丸ごと食べるという恵方巻き。関西の海苔会社が始めたもので、似ていますね。
ですが、間違いなく欧米での言い伝えであること。
日本人は伝統や縁起をかつぐことを大切にしますからぴったりですね。
それにホテルや施設内での挙式がほとんどですから、空調もしっかり行われ快適な空間でご結婚式を行うことができます。
この日の挙式でも、留袖、振袖の方もたくさんご参列でしたが、全く問題なし。
またブーケをカラーにされたご新婦のドレスはオーダーでカラーをイメージされたもので素敵でした。
お二人の、またご家族のお慶びの記念となるひとときです。
日を選び、装いを空間を、演出に、美味しいお食事と・・・
ご家族やご友人さま方と、
それぞれの思いが形になるご結婚式は素晴らしいものです。
JUNE BRIDEの皆さま、生涯の幸せをお祈りしています。