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つまみ細工を楽しもう! ゆきやこんこです

みのり

2014.10.23 00:06



先日、実家から送られてきた荷物に同封されていた写真です。
実家は、米農家です。新潟県長岡市です。

中越地震から、10年が経ちました。
全村避難を余儀なくされた旧山古志村に隣接する地域です。

ですので、被害もかなりありました。一時孤立もしました。
実家は半壊で済みましたが、1カ月半避難所暮らしをしました。
あちこち地滑りがあり、また水脈も変わったようです。

何代も大切にしてきた田んぼも被害をうけ、2年お米を作ることが
出来ませんでした。

兄は、これを機会に減農薬のお米作りに挑戦しました。
朝早く、仕事前に草取りを毎日。
兄曰く
「俺達はもういいが、こども達(私のこども)は、先が長いのだから
なるべく体に良い物をたべさせてやりたい。」
そうやって愛情を込めて作られたお米は、とても美味しかったです。


その後起きた東日本大震災。



直接の被害は無かったのですが、翌春、雪解けとともに、田んぼに向かう道路が
地滑りにより無くなってしまいました。
中越地震の時に出来たひずみが、東日本大震災の影響を受けたようです。

また、お米を作れなくなった、と思いましたが田んぼは無事だったので
昔使われていた細い山道、軽トラ1台がやっと通れる、しかも父にしか運転出来ないような
山道を通って、家族と頼まれている分に、あと少しの作付ができました。

昨年から道路の原状復帰の工事は始まっていますが、再来年までかかるそうです。

あと2年は、苦労しなければいけません。



山間地域というより、山頂地域で作られるお米は、空に近いせいかとても美味しいです。
特Aクラスです。

実家のお米を食べるのが当たり前で、他のお米を食べたのは、送ってもらうのが
遅くなってスーパーで買った時と、引っ越しの時、引っ越し屋さんからもらった
無洗米を使っていた2回だけ。

送られてきた写真をみて、本当にありがたいな、とつくづく思いました。

自然が相手なので、苦労の連続です。
同じ事をしろと言われても、私には出来ません。
出来るのは「ありがとう。おいしかったよ。」と言うだけ。

こども達も「おじいちゃんのお米が、一番おいしい!!」とわかってくれるといいな。

まだまだ、頑張ってください、お父さん!お兄ちゃん!