中塚將太さん作「湯ノ岳 ゆのだけ」
ビッグアイ・モルティ1階では陽華先生の個展の後に開催中の「FUZZY MUSEUM」では、色々な作家さんの作品を展示中です。
ここからは美の巨人たちのナレーション風に書いてみましょう(^^♪
出品している作家の一人「中塚將太」さんは、国際アート&デザイン大学校の陽華先生ゼミの卒業生です。 昨年、弊店のショーウィンドウで展示させて頂いた、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」を制作したリーダーでもあります。 卒業されてからはデザイン会社に勤務しながら、プライベートでは個人として作品を制作する若手アーティストです。
さて、彼の作品の中で本日ご紹介したいのがこちらの「湯ノ岳 ゆのだけ」。 いわき市の郊外にある約600mほどの高さの山です。 霊山としての過去もあったと伝えられております。
広い草原と空の中になだらかで優しい湯ノ岳がふんわりと鎮座しております。 手前の草原は細かいタッチですが奥の空は茫洋としており、空気遠近法を思わせるようなな奥行きの深さを感じさせます。
風に吹かれる草原の様子が肌で感じられそうなタッチです。
ふんわりと描かれた空は高く見えます、緑の色と空から見ると初秋の時期でしょうか? 季節の移ろいも感じられます。
そして、今まさに湯ノ岳に消えんとするような夕日が、鮮やかな色調で表現されております。
ミレーの「晩鐘」という作品があります。 一日の農作業を終えた夫婦が、神に祈りを捧げているのですがどこか
宗教画を思わせるような趣があります。 ここは中塚さんにとっての特別な場所だそうです。 こちらの「湯ノ岳」も1日を終えた中塚さんがふとここで立ち止まり山とその風景に対して、どこか感謝や明日への希望を祈るような印象を受ける作品となっております。
展示は5月20日(日)までの予定です。
弊店の女性スタッフ殿方も「この絵が素敵(^^♪」。 美術が好きな女性の方の反応も一緒です。 女性の方にはとても安心して心を癒してくれる作品でございます。
中塚さんは12.13日と掛けてライブパフォーマンスも行いました。
2日間合計6時間弱?ほどかけて描き上げた作品が「女神 ペレ」。 ハワイの荒ぶる美しい女神です。 激しい火山の噴火や溶岩の中、踊り狂う女神がおられます。 自然の強さや、女神の情感を感じられる作品です。 「下絵や構想があって描かれるの?」と思ったら、その場で書いているうちにイメージが湧いてきて作品化するとのことです。
以下、陽華先生に「記録係宜しく(^^♪」と命じられて、制作過程を撮影したものです。
作者の「中塚將太」さんです。
彼の他の作品はこのような感じのものが多いようです。 こちらも展示されておりますので、是非中塚さんの世界観をご覧下さいませ。
営業時間 平日11時~20時 土日祝日 10時~18時半
視力検査においてお願いがございます。
↓↓↓↓↓↓こちらを是非是非押して下さいませ。