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lineaとむすひ

梅雨

2017.06.27 03:16

梅雨とは「梅の実が熟す頃に降る雨」という説があるらしい。

待ちに待った梅雨に入っても雨は少なめ。

東京にいる頃は雨が嫌いだったけれど、お米づくりをはじめてから雨の日は農休日、田んぼにも畑にもわたしにも、ありがたさは地に浸み、身に沁みる。


わたしはいざというときお米と味噌と梅干しがあれば何とか生きていけると思っている。

お米と味噌豆は自家栽培、2年半前に植樹した梅も将来的には自家調達できるはず。
東日本大震災の時は東京にいて、スーパーから食べ物が消えたときの衝撃と恐怖は今でも忘れられず、いつでもお金で食べるものが買えると思っていたことを大きく反省。
食べ物を作ることができる農家は有事に強いことを身を以て知った。

今年も無農薬の南高梅を譲っていただき梅しごと。
吉川に来てから漬けはじめた梅干し、4年目。
これから塩漬けをしている間に畑の赤シソが大きくなる。

梅しごとをしていたら蛍が飛んできた。

蛍と梅の香りは梅雨の季節の期間限定の楽しみ。