来客の通る道だけをキレイにしておく

家は家族のプライベート空間。我が家なのですから「お好きにどうぞ！」ですが、油断すると家全体が生活臭丸出しの生々しい空間になってしまいます。かと言って扉の中に収納すると毎回出し入れが面倒だし。
この場合は家の中の使い方を３つのグループに分けます。

家の中の公的な場所がピンと来ない方は「家庭訪問の先生の通り道」とイメージしていただければ分かりやすいかな？そして公的に使用する「パブリックスペース」のみ生活感を出さないように最大級の整理整頓を実施します。

玄関～廊下～リビング（チラリと見えるダイニング含む）～トイレ・洗面台の動線

例えるならホテルのロビー・客室に至るまでの廊下に該当する部分です。

逆に家族しか立ち入らない主寝室、洗濯物を畳むリビング横の和室、子ども部屋、お風呂場、物置部屋と化している部屋、庭の物置、階段下収納の整理整頓はやや力を抜いてもOKです。（来客時には見えないように扉を閉めておきましょう）

家の中を「ハレ（特別な）」と「ケ（日常）」に切り分ける事により、突然の来客にも慌てずに済むようになります。そしてリビングがいつも整っている状態であれば、家族みんなが集い気持ちよく寛ぐことが出来るのです。

以前はリビングにデスクトップパソコン・雑誌類の置き場がありましたが、今は観葉植物が並び、私物は用事が済めば自室に戻しています。その代わり自室は時々スゴイ状態になっちゃいますが、舞台裏は使いやすければそれでいいのです。