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Yoshitaka Imoto

「生きるために書く」ではなく、「書くために生きている」

2017.03.13 14:36

ちょっと時間があったのでYoutubeを覗いてたら、


笑福亭鶴瓶さん司会「A-Studio」の松山千春さんがゲストの回を見つけました。


www.youtube.com


 


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全部通して本当に素晴らしい回なんですけど、


後半の千春さんの言葉が心に残りました。


 



決して生きるために歌ってるんじゃないんです。
歌うために生きているんです。
生きるというのは我々にとっては「手段」であって歌うことが「目的」です。 


何気ない一言ですけど、


ハッとさせられました。


 


ぼくは書くことが昔から好きでした。


宿題で出された読書感想文も書き始めるまではめんどくさかったけど、


書き始めて没頭してる時間は楽しかったです。


 


大学時代にSNSというものが出てきて、


mixi、アメブロ、ライブドアブログなど様々な手段を使って書いてきました。


 


書き続けた結果、ライターという仕事に巡り合いました。


ライターを続けていくうちに編集者という仕事に巡り合いました。


 


結果的に文章を書くこと、コンテンツを作っていくことが生活の一部になりました。


けれど、それは「生活のため」とか「ライターとして飯を食ってやる」とかそんな大それたことではなかったんですよね。


 


ただ書くことが好き。


ブログやライターを始めた頃は「生きるために書いている」気がしてたけれど、


根本は書くことが好きで、自分は書きたいから生きているんだなと千春さんの言葉で気が付かされました。


 


もちろん文章力や言葉のチョイス、言い回しとかテクニカルな部分を考えることもあります。


けれど、極端な話、自分の文章が他人にどう評価されようがそこは自分が立ち入る領域ではないんだなと思いました。


 


文章を書く以外にも、本を読むことも好きだし、音楽を聴くことも、歌うことも好き。


これらも生きるための手段ではない。それらを楽しむことが目的で、それを楽しむために生きているんだなと気づかされました。


 


「生きるために書く」のではなく、「書くために生きている」


そう言える人間でいたいなと思います。


ではでは。