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自然を活かしたデザイン

2017.06.27 16:45

「人工的を景観につなげる自然の緑を活用する方法」ニテコ池が

なぜ風光明媚な自然景観になるのか。


皆さん、「池」と「湖」の違いって知ってますか。

実は、子どもの頃から気になってたことなんです(^^;)


池と湖は、大きさの違いだと思ってました。確かに、大きさによって名付けられてる面も

あるようです。ですが、一番は「池」は人工的に作られたもの、「湖」は自然にできたもの。


この違いが、いちばんしっくりきますね。


確かに、私の住んでいる泉大津市には、昔ため池が30くらいあったらしいですが、

今や、2つしかないという現状です。


「ため池」、用水用としての池は、機能的に必要無くなったら、埋め立てられて「宅地」に

変わっていきました。


今、残っている「池」は、機能+デザインを付加して、市民にとっての「景観」としての

居場所として残し、活用していってほしいと思います。


ところで、西宮市の苦楽園にある「ニテコ池」は、西宮市の貯水池で、フェンスが張られ

水辺には近付けないのですが、くぼ地になっているということもあり、周りの風景にマッチ

してとても良い景観になっています。


池の周りの手入れが行き届いてきれいのもありますが、見応えのある「ニテコ池」です。


ここで、テーマの「自然を活かしたデザイン」の考察を少ししたいと思います。


「ニテコ池」の周りには、とても緑があって、それだけで、「水」と「緑」で憩いの場に

なるのですが、上の写真にあるように、貯水池の敷地の中に、桜並木としているところが

あります。


春には、とても綺麗な景色になりますね。それも「池」と「人」の接点になっていると

思います。


この「池」には、人工的な土手があり、そこに被るように桜の緑が覆っています。

「越境のデザイン」「あいまいな境界」は、癒しの源泉でもあります。


人工的なものを自然の緑で、境界をあいまいにしたり、越境したりして、「池」を

自然なものに見えるような視覚で訴えています。


このような「自然の緑」を境界部分に据えることによって、「人工的なものを自然に

近付ける」ことができます。


これも、デザインの力です。


「ニテコ池」自身は、いろんな逸話があるらしいですが、市民の癒しの場になっている

のには、間違いなさそうです。



ちなみに、この目の前に、もうすぐマンションができます。

「自然の緑」で、「つなげるデザイン」をして、良しげなマンションになるようです。

こんなパース(完成予想図)のようにね。


「景観」をいばしょにするデザインですね。


居場所のデザインプロデューサー 今井カツノリ