夏です。もう一度、光老化について。
2017.06.28 03:16
もう紫外線が強くなり、曇りだからと言ってはいられない季節です。
今回は、もう一度、光老化について復習します。
年齢を重ねればシワが出来る。はたしてそうだろうか?
身体でも、日の当たらない場所は??
シワにも種類があります。深いシワと細かいシワ。
出来る場所が違います。
顔や首など、日光に当たりやすい場所は比較的シワが多いです。
しかし、常に衣服などで守られている皮膚はシワが少ないです。
日光性の皺??
年齢とともに、皮膚が萎縮することによって起きるシワが縮緬皺。
縮緬皺(チリメンジワ)は、身体中全ての場所に発生します。
一方、深いシワ。表情皺や首などにある筋のような皺。
これは、常に日光にさらされている箇所に起こります。
お顔のケアは一生懸命しているのに、身体よりも皺が多いのは「光老化」が原因です。
逆に言えば、日光にさらされていない箇所は、縮緬皺しかできていないのです。
マウスによる実験でも証明されています。
日光性弾力繊維症って??
深い皺の原因、それは「日光性弾力繊維症」です。
皮膚は日光に当たることによって、組織内で活性、分解、消化など様々な事が起きます。
そして日光により線維芽細胞の弾力繊維の産出が盛んとなります。
異常な弾力繊維が形成されます。
子供の頃からの蓄積された異常な弾力繊維が、真皮から上層にたまり始めます。
そして、いつしか深い消えない黄味を帯びた深い皺になります。
これが、日光性弾力繊維症です。光老化の正体です。
老化によって皺が出来るのではなく、光によって皺が増え、老化が加速していくのです。
予防が大切です!!!
現代のスキンケア技術では,ある程度、回復させる事が可能になってます。
しかし、何よりも予防が大切。
日焼け止めクリームに、海外からは馬鹿にされますが日傘が大切です。
紫外線が一番強くなる季節です。
対策を徹底しましょう!!!