映画・メッセージ、ばかうけ
先日、映画友達と4人でメッセージを観てきました。
映画友達とは出会ってそろそろ10年になる趣味仲間で、いつか映画撮ろう‼とか、作品の構想を語り合ったりしてます。
…実現はともかく、映画の趣味もみんなバラバラですが、4人とも不動宮で変人度が高く、数秘4が2人、8が2人と、会社員が一人もいないメンバーですが、根が生真面目できちんとしてる感じがあって、意味あって4人でいる感じがするねぇとよく話していまして、
映画を観た帰りに
5、6時間語り合うのが毎回お約束で、今回もめっちゃ語ってきました(≧∇≦)
【ややネタバレあります!】
メッセージの主人公は言語学者さんなのですが、水墨画のような異星人からの文字メッセージを読みといていく様子は、
象徴から物事を読み取ろうとする占い師のようで、実際データ分析的な解読作業はもちろん知識や科学的な情報をベースに相当やっているのですが、
対異星人とのやりとりは、言語を越えた超意識?レベルの感覚コミニュケーションで、
手を当てて思念を読み取ろうとするところなんて
かなり見えない世界のエネルギー的なものありきの描写で、しかも時間軸を越えた感覚を身に付けていくので、
言語学者さんが預言者化していく過程のように見えたし、
言葉の通じないものと交流して、言葉を教え、概念を通じ合わせていくかは、
どう化けるかわからない赤ちゃんを育てていくような恐ろしさもあり(失敗すると世界が滅ぶキラーベィビーだ〜)
今、お勉強中の世界卵や(正反対のものが結ばれて合一していく)物質への降下伝説(宇宙から魂がきて地球と結ばれるという古代からの思想)を彷彿とさせるような映像や描写があり、
SFというより精神世界の映画のように感じました(^_^;)
自分の内側の感覚を"言語"で形にして外に出していくのは、見えないものを形に定める魔法のようで、
最後にルイーズがやった、偉い人に電話をかけて、言葉を伝えるのは、繊細にいろいろ積み重ねられて成果を出す魔術みたいだなあなんて感じながら観てました、
異星人の墨絵みたいなのも、水の中に落ちた蝋の一見意味不明な形から、メッセージを読みといていく、キャンドル占いを彷彿としたし、原作者さんなのか、監督さんに魔女のお友だちがいるのかも?なんて
想像しながらみていたので、
宣伝の通りのSFヒューマンドラマでもあり、錬金術を模倣した感じや精神世界探索みたいでもあり、1つの映画でいろいろな側面を楽しめます。
映画友達もスターウォーズのフォースについて語り合ったりするので、フォース的にルイーズの現象や能力を例えたりして盛り上がりました♪
宇宙船がおせんべいの"ばかうけ"にそっくりで話題になったいうのを映画から帰って来て娘に教えてもらったので、帰って来てから知ってよかったです、
先入観なしにみた宇宙船の材質はラヴァストーン(溶岩石)みたいで、ぽぽぽぽーんと高速移動には合いそう、なんて思ったので、
観る前に知ってたら、巨大なばかうけにしか見えない…って気になってあまり集中できなかったかもだし。
しかしやはりアメリカで記録がある宇宙人がタコ足だったことから、どうしても宇宙人っていうと多足歩行のピポパピポパな感じからぶれないんだなあと、異星人が出た時にじわっと笑いそうになりました。
でも象肌質のマングローブというかトリフィドみたいな生き物は雰囲気を壊していなくてよかったと思います。
ホント宇宙人の造作によっては急にものすごいB級感がでちゃうので難しいのでしょうね。。
ジェレミー・レナーが活躍しなさすぎて、
やっぱりホークアイ的な愛され地味キャラからぶれてないとか、ツッコミどころも含めて面白かったです(*´ー`*)
年末はまたスターウォーズ祭りだなあ…
フォースの覚醒をみたあとはお葬式ムードで監督ディスり大会みたいな感じだったので、
せめてローグワンくらいの出来になっていることを願います。。