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黄泉平坂

2023.12.25 01:51

時じくの桃カステラや涅槃西風  高資

ふふみたる桃カステラや風光る  高資

三月三日は桃の節句ですね。桃ば百。イザナギ尊がこの世と死者の境にある黄泉比良坂(よもつひらさか)まで辿りつき、桃の実を三つ追っ手に打ち付け黄泉の国から逃げ帰った話を連想します。モモが三つだと九十九、ツクモ・白であるはずなのになぜ百とも書くのでしょうね。 

 五島高資  五島には、八匹雷というお菓子があり、はっちかんかんだご三つという歌が残っています。八匹雷は、大雷、火雷、黒雷、折雷、若雷、土雷、鳴雷、伏雷で、三つのだごは桃ではないかと思われます。よみがえりのまじないです。


 「黄泉の国」=富江町にあるイアナという大洞窟だという説があるそうですね。

五島高資  子供の頃、よく井坑を探検しました。コウモリがたくさんいたのを憶えています。あそこは黄泉の入り口だと思います。玄武岩の熔岩トンネルはハワイ島の聖地・プウコホラにもあります。

https://www.allhawaii.jp/article/1259/  【火山が創り出したトンネル】

平成 16年冬 五島 黄島

www6.cncm.ne.jp/~shinshinshin/oushima.htm

-キャッシュ

船長さんも「今日は来る日じゃないよ」と言っていたが、行くと決めたからには、行かざるを得ない。 ... 黄島の観光地は、延命院と溶岩トンネル。 溶岩トンネルは時間がなく、 行けなかった。 言い伝えによると、福江島富江町の井坑とつながっているという。

 http://nesa.chu.jp/nesa-kaishi45/nesa-kaishi45-2.pdf#search='%E9%BB%84%E5%B3%B6%E3%81%AE%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%9C%B0%E3%81%AF%E3%80%81%E5%BB%B6%E5%91%BD%E9%99%A2%E3%81%A8%E6%BA%B6%E5%B2%A9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%80%82+%E6%BA%B6%E5%B2%A9%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%81%AF%E6%99%82%E9%96%93%E3%81%8C%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%80%81%E8%A1%8C%E3%81%91%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82+%E8%A8%80%E3%81%84%E4%BC%9D%E3%81%88%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%80%81%E7%A6%8F%E6%B1%9F%E5%B3%B6%E5%AF%8C%E6%B1%9F%E7%94%BA%E3%81%AE%E4%BA%95%E5%9D%91%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%81%AA%E3%81%8C%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E3%80%82'

【福江市黄島の溶岩トンネル - 長崎県地学会】


上の写真は魂がゆすぶられる感じがしています。

五島高資  大瀬崎ですか。ここが日本海・出雲と太平洋・笠沙岬への分岐点になります。 

霊現象が始まったころ ポセイドンの話と一緒に 笠沙岬が日本の発祥の地だと聞いたことがあります。

五島高資  猿田彦大神の先導で天孫邇邇藝命が天降ったところです。

そうでしたか。霊現象の闇を抜けて、一度訪れさせていただく必要がありそうです。

五島高資  ちょうどお写真の奥あたりは玉之浦・大宝で空海が帰朝の際に上陸したところです。その向こうに笠沙岬があります。

霧晴れて天見ヶ浦の風車かな  高資

八衢の天見ヶ浦や秋の風  高資

笠沙へと科戸の風や葉月潮  高資

私の五島・高天原説では、五島から鹿児島の笠沙へと天孫が海を渡っていったのではないかと考えています。写真の椛島には、猿田彦にちなむ地名や遺跡などもあり、しかもこの湾は天見ヶ浦と呼ばれています。

碧空や耳の奥へと滝落ちる  高資ー 場所: 高千穂峡

風穴の涼しき黄泉の氣吹かな  高資

風穴に頭を冷やす真夏かな  高資

沈む日へ光る道あり秋の海  高資

沈む日へかがよう道や春の海  高資

彼岸へと渡る西日の光かな  高資

黄泉の燈に氣の滴るや大谷石  高資 

みはしらの紫立つや黄泉涼し  高資

涼しさや黄泉に活けたる竹の華  五島高資

活けられて黄泉に爆ぜるや竹の花  五島高資


根の国へ霧を灯せる大谷かな  高資

一指李承憲@ILCHIjp

私たちはいつか自然が呼べば逝かなくてはなりません。自然と人類のための人生を送れるようになれば戻る準備ができたのです。いつ地球に呼ばれても堂々と逝くことができる――。それが人間完成、魂の完成です。そんな価値を人類は忘れています。それを伝えるために地球市民ムーブメントをしています。

一指李承憲@ILCHIjp

肉体の人生は、どれほど甲斐甲斐しく世話を焼いても最終的には死とともに終わります。そのため、肉体に完成はありません。ただ魂を通してのみ、有限な人間の肉体の人生を超えて無限の永遠性に近づくことができます。

秋雲のめぐる六道珍皇寺  五島高資

竜淵に潜む空音や珍皇寺  五島高資

地にかよふ色なき風や珍皇寺  五島高資

京都東山にあると言う珍皇寺は現世と冥府の境にあり、仏教では六道の辻とも言われているようです