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篠山市 大山宮 追手神社

2014.09.29 10:00
祭の予習としての神社巡り、2箇所目は、大山宮の追手神社。

ここには日本一とされる国の天然記念物『千年モミ』があります。

また、夫婦イチョウやムクの大木もあり、地域の方の手で大切に守られています。

追手神社の祭神は大山祇命です。

珍しい『追手神社』の名前は、次のような伝説が由来とされています。

昔々、大山を鐘を担いで急ぐ神様がいた。てっきり自分のところの鐘を取られたと思った神様がこれを追っていたが、日が暮れたのでこの辺りで仮眠。鳥が鳴く声に目を覚ますと、もうすっかり夜が明けていたので、追跡は無理と鎮座したのが追手神社であるという。

 一方、鐘を担いで山の上で一服した神は、月が出たのを喜んで、さあ出かけようと立ち上がったところ、近くにあったシイの木から実が一つぽんとはねて目にあたった。痛くて目も開けられず、片目を抑え鐘は置いたまま向こう側に下り、「鐘の宮」になった。

それで、山は金山、坂を鐘ケ坂という。

祭は10月の第2日曜日。

神輿と樽みこしがでるそうです。