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不登校生ママのお話聴きます うさぎの耳

10万人のママたちへ!

2017.07.01 23:12

 平成28年度の統計では、小中学校の不登校生は12万人を超えているようです。


「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査について」文部科学省初等中等教育局児童生徒課http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/28/10/__icsFiles/afieldfile/2016/10/27/1378692_001.pdf
 


 ということは…不登校生のママっていう人達が10万人以上は居るっていうことですよね。みんな悩んでいるはず。どうして学校に行きたくないんだろう?学校に行けるようにするにはどうしたらいいんだろう?いや、学校なんて行かなくて良いのかな?でも、そしたらどうなるんだろう…???
 親の心配は、本人達以上だと思います。若者たちの将来への漠然とした不安は、どこか希望や夢をその中に含んでいるけれど、学校で過ごして、卒業して、社会に出て…という道しか知らずに生きてきた親世代は、なんとも暗鬱な不安感にさいなまれます。
 


 富国強兵の国家観に基づいて構築された日本の教育制度に少々無理が来ていることは確かです。詰め込み式を反省して、考える力を育むゆとり教育ということもやってみましたが、指導者を育てるという準備が万全とはいえませんでした。「個性を育てる」ということを「みんなで一斉にやる」という矛盾をはらんで、学力の低下を招いたようです。
 国としても年々増える「不登校生」になんとか対策をといろいろ打ち出してはいるのですが、学校教育自体の制度疲労があることは否めないと思います。
 


 でも、そんな批判をしている場合ではない!だって、もう夏休みだし、2学期になっちゃうし…。親は途方にくれるのです。
 じゃあ、学校なんて行かなくて良いんだ!居場所はたくさん作られている。
 いやいや、でも学校でしか味わえない、体験できないものがあることは確か。
 

 どうしたらいい?


 学校のカウンセラーは「学校にもどるためにこうしたら」という提案をします。
 フリースクールの先生方は「学校以外にも道はあるんです」というでしょう。
 お医者さんは「今は勉強よりも休むことです」とおっしゃいます。


 10万人のママたちが悩んでいることに、誰も正解を出してはくれません。10万人の子どもに10万とおりの答えがありますからね。
 
 自分のお子さんにふさわしい道はおそらく、他の誰でもないお子さん自身が見つけて教えてくれるものなのですが、それを引き出して、感じ取って、連れ出すのは、親御さんです。


 妙なことをといわれるかもしれませんが、まず親御さんご自身を見つめて下さい。一番大切にして下さい。心をととのえて、お子さんたちのナビゲーションができるようになりましょう。

 
 そして、その子供たち(12万人!)が、それぞれ「私はここを行くんだ」を決めて進んでいくことができたなら、それが進学ということであれ、就職ということであれ、なんにもしないということであれ、幸せな社会になるのだと思うのですが。


 

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