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あおいとICカードを巡る旅

スーパービュー踊り子 グリーン席

2017.06.24 07:45

復路は「スーパービュー踊り子」に乗車。グリーン車に乗り込むには、ホーム上で添乗員に切符を見せてから乗り込まなければなりません。おそらくは、後述するサロン室のため。

というワケで、グリーン車の座席をご紹介。グリーン車は2階建て構造になっていて、2階がグリーン座席、1号車1階がサロン室、2号車1階が個室になっています。調べてみるとシートピッチは1300mmで、余裕で足を伸ばせる広々設計。JR東日本の特急車両にあるまじき3列シートという豪華仕様となっております。

座席をフルリクライニングした様子。2階からの眺めは最高だし、座り心地も快適で寝てしまいたいけど、寝るともったいないしと、贅沢なジレンマを味わえること間違いありません。なお、テーブルの上に置いてある紙コップとおしぼりは乗車時に無料で配られるもの。乗車すると添乗員からウェルカムドリンクの希望を聞かれるので、答えると添乗員が座席まで持ってきてくれます。

実は、レッグレストは座席の下から手動で引っ張り出さないといけない罠。どこにも案内がないので、存在すら気付かれないことが多いようです。レッグレストを使っていると、ホントに寝そうになるので、サロン室へと向かいましょう。

下田寄りの1号車1階にサロン室があります。このサロン室こそがグリーン車の目玉であり、グリーン席を購入した人なら自由に出入りできます。だから乗車時にホームで検札を行っているのですね。

サロン室内には売店が併設されており、はっきり言って中は狭いです。ですが、出入り自由なサロン室という他ではなかなか味わえない特別感が半端ありません。なお、添乗員は2名が常駐しており、1人が売店待機、もう1人が巡回していて、常時きめ細やかなサービスが提供されます。

サロン室を特別たらしめているのが、サロン室限定のビーフカレー。アイスクリームは普通席でも車内販売していますが、ビーフカレーを注文できるのはグリーン席のみ。これを食べなければ、スーパービュー踊り子のグリーン席を堪能したことにはならない!サロン室でいただくことも可能ですし、自分の座席まで運んでもらうことも可能です。


暖めるのに時間がかかるらしく、注文すると「8分お待ちください」と言われるので、食べる際には時間に余裕を持たせましょう。ご飯がベタッとした上で固くなっているのはイマイチでしたが、ルーは美味しかったです。ちなみに、アイスクリームもグリーン席限定でソースをかけてもらえるらしいです。


スーパービュー踊り子のグリーン席はグランクラスの次ぐらいに快適でした。通常の踊り子より特急料金が高くなっていますが、数百円を追加するだけでこれだけのサービスを受けられるなら、お釣りが来るぐらい。次回も無理してでも乗りたくなります。日曜日の復路は激混みなので、狙い目は土曜日です。

オマケ。途中ですれ違ったリゾート21。黒いのは4次車「黒船電車」で、赤いのは3次車「キンメ電車」です。キンメ電車は2017年2月に3次車をリニューアルしたものです。赤い車体に金色の魚模様をあしらったデザインが可愛いと、おば…もといJDたちが騒いでいました。