茶席の軸

人間本来無一物　六祖慧能禅師の言葉。

「なんら滞ることなく、すべての事柄に対してそのままに心が生ずる。清浄な心は、響きが物に応ずるように自由自在な働きをする」「おギャと生まれた時はまさに無一物、身も心も清浄で全宇宙と一体の状態ですが10年、20年と生きていくうちに何かヘドロの様なものが心身にまとわりついてきます。そして悩み苦しみが始ります。時々生まれた時の自分に戻ることがその苦しみから逃れることになるのです。

無一物中無尽蔵に通じます。