見えない杭が奪う心の自由
自分自身を縛り付けているものの一つに、言葉「言語」があります。
毎日何気なく使う言葉によって人は自分で魔法にかけてしまっています。
例えば良く聞くフレーズだと思いますが、
「私はこういう人だから・・・・」と言う人は
本来そうでもないのに、それを何度も繰り返し言うことによって、
自分でその言葉通りの人になっていきます。
ではそれがどこから来るから言うと、自分の思い込みからです。
ではそれがまたどこから来ているかというと、
まだ小さい頃に日常何気なく親が言った言葉や、されたことによって、
自分の中で勝手に作り上げたものです。
「象と杭」というお話しがあります。
インドでは子象を飼う時に、足をロープで杭に繋ぐそうです。
それは大人の象であれば簡単に引き抜けるものです。
でもその小象は大きくなっても、その杭を引き抜こうとはしません。
それは、小象の時に何度も杭を引き抜こうとしてムリだったからです。
だから大人になっても、
「自分には絶対ムリだ」と思い込んでいるのです。
もし大人になってからチャレンジしてたら
その杭はあっけなく引き抜くことが出来たし
自由に好きな所へ行くことが出来ました。
でも小象の時からの思い込みで、
それが出来るとは思わないし諦めています。
もう一つは、もう別にどこかに行きたい、
という気持ちさえもなくなっていて、
それは人生の中で無い選択肢になっています。
多少の不便はあっても、杭に繋がれて
長年親しんだ環境の方が気楽だということもあります。
そんな風に人間の私たちも、
多かれ少なかれ何かの杭に繋がれて
本当は可能なことも不可能だと思い込み
自分の実力や才能を低く見積もっていることがあります。
たとえば、
「あなたはお姉ちゃんだから我慢しなさい」
「お兄ちゃんなのにどうしてできないの?」
「普通はこうなのよ」
「あなたはいつもそうね」
「みんなになんて言われるか」
・・・・などと、
親や先生や、いろんな場所で、知らず知らず
杭に繋がれてしまったことがあるかもしれません。
それが、「~すべき」「~でなければならない」
などという思い込みを作り、
自分自身で縛りつけていくことになります。
本当は何がしたくて、どう生きたいのか。
あなたの杭を抜く方法は2つあります。
一つはビリーフチェンジで、
あなたの杭である思い込みを発見して抜き、
それをまた今本当に必要な杭に変化させるもの。
そしてもう一つは、チャネリングで、
あなたの本当の意識(潜在意識)にアクセスして
メッセージで受け取る。
ビリーフチェンジはセッションで私が誘導してやりますが、
チャネリングはあなたがあなた自身で
必要な時に必要なだけメッセージで受け取れます。
本当の自分に会いたくなったら、
杭を抜くこと、
その方法はあるんだと覚えておいてください。