子どものありのままを受け止めるとは・・・。
こんにちは。 カウンセリングルームSUNの宮﨑です。
ご訪問ありがとうございます(*^^*)
子どもにあれこれ指図するのは良くない。
と、よく言われています。
なので、そうしてきたという親御さん、結構いらっしゃいます。
自分が子どもの頃、親から色々言われて、それが嫌だったので
自分の子どもには、何も言わないようにしてきた。
子どものありのままを、言うことを認めてきた。(つもり・・。)
なのにどうして、子どもは自分の道を自分で決められないの?
自分の好きなことが見つけられないの?
と、思われる親御さん・・・。
ここには、大きな勘違いが潜んでいると私は感じています・・・。
私たちは、望む望まないに関係なく、
今のこの時代を生きていて、そこにある情報を受け取り、
その世界観、文化の中で生きています。
それは、ご家庭ご家庭の文化もあると思います。
そういうものの中で、私たちは生きています。
なので、子どもも、知らず知らずのうちに自然に様々な情報を受け取っています。
子どもが言っていることが、本当にその子の内側からの声なのか?
世の中からの情報を得て、自分の考えだと勘違いして、言っていることなのではないか?
子どもの本来のしたいこと、思っていることなのか?
そういうことをわかった上で、
自由にさせるとは、どういうことなのか?
自分(親)は、子どもに何を伝えていきたいのか?
表面的に子どもの言うことをそのまま、やらせるだけのことが、本当にその子を認めていることになるのだろうか?
ありのままを受け止めていることになるのだろうか?
そんなことが、私は今、気になっています。
時代の変化も意識しながら、どうやって生きていくことが幸せにつながるのか?
子どもが言っていることが、子どもにとっての幸せにつながっていくのか?
そこを意識するかしないかは、とっても大きいのではないでしょうか・・・。
子どもの意識の上での成長に、大きくか関わってくると私は思っています。
親御さんの「こうしたい!」 (子どもの好きにさせる)
のもともとのところが、
自分の内側からの声に沿ったものなのか?
世の中的に、こうした方が良さそうだからなのか?
そういう本質的なところが、どうしても問われてしまう気がしています・・・。
子どもがやりたいと言ったことは、なんでも否定しないでやらせてきた。
それは素晴らしいことだと思います。
ただその時、親御さんの気持ちとか、考えを伝えてきたのか?
伝えて、子どもをその通りにさせるとか、そういうことではなく、
例えば、親御さん・・・
「へ~、あなたはそうしたいのね。」「私もそう思うわ」
あるいは、「私はちょっと違う考え方をしているの・・・。」
など・・・、
子どもが、自分のしていること、したいことを、少しでも客観的に観る視点をもつように、会話をしてきたのか?
子どもは自分の意見、考えだと思っていても、世の中的なものの影響を受けていて、自分(子ども自身)の想いとズレていないか?
親御さんが何かを伝えたとしても、それを採用するかどうかは、子ども本人が選択できる状態だったのか?
その上で、子どもの決めたことを、尊重してきたのか?
(もし、世の中的なことの影響を受けての選択だったとしても)
自分で決めたのだから、勝手にやりなさい、
という感じで、親御さんは手放していなかったか?
ありのままを大事にするというのは、
もし失敗だったと、子どもも自分(親)も思ったとしても、
それを丸ごと尊重するということ(許すとか、そのままでいいということではなく)で、経験というプロセスをどう捉えていくかが大事なのではないかな・・・と思っています。
親御さんが、本当はこうしておけば良かったのに、という気持ちを隠して、言葉の上だけで、尊重したつもりになっていても、
それは子どもに伝わっていて、子どもはやっぱり正しいことをしなければいけないんだ・・・、自分の選択がダメだったんだと思うように感じます・・・。
それでは、自分のやりたいことやる、とか、自分で決めて、自分の人生を進んでいくことが怖くなるし、周りの状況を見ながら、自分の選択を決めるしかないように思います。
「リスクを引き受けて、その結果の責任も取る」
そういう経験を積むことが、思春期は特に大事なんじゃないかと、私は思います。
失敗をたくさんしても許される年代を、お子さん自身に大事に過ごさせてほしいなと、思います。
そういう経験を通して、自分を知っていったり、社会との関わり方も身につけていくものだと思います。
自分を知らなければ、社会との関わり方も分かりません。
自分を知らないまま、社会に出ると、とってもハードルを高く感じたり、不安に思うことも多くなるように思います。
なので、まず自分を知っていくこと。
それが思春期の大事なテーマだと思います。
そのための経験です。
実際にやってみなければ、自分が出来るのかどうか分からないことが多い、と気づかせれあげられるのも親の仕事ですよね・・・。
それを待てる自分になる(親御さんテーマ)
かな・・・と思います。
待つというのは、我慢とは違います。
自分(親御さん)の心の状態を常に整えておかないと、
きっと待てないのでは・・・と、私は思います。
親御さんの気持ちの状態が整っていれば、
多少のことが起こったとしても、対処は何とでもできるのではないでしょうか・・・。
なので、私は親御さんのカウンセリングを大切にしています(*^^*)
先日、箱根へドライブに行ってきました。
富士山がとっても綺麗でした☆彡
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[カウンセリングルームSUN]宮﨑 真由子