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カウンセリングルームSUN

子どものありのままを受け止めるとは・・・。

2021.12.14 06:40

こんにちは。 カウンセリングルームSUNの宮﨑です。

ご訪問ありがとうございます(*^^*)


子どもにあれこれ指図するのは良くない。

と、よく言われています。

なので、そうしてきたという親御さん、結構いらっしゃいます。


自分が子どもの頃、親から色々言われて、それが嫌だったので

自分の子どもには、何も言わないようにしてきた。

子どものありのままを、言うことを認めてきた。(つもり・・。)


なのにどうして、子どもは自分の道を自分で決められないの?

自分の好きなことが見つけられないの?

と、思われる親御さん・・・。


ここには、大きな勘違いが潜んでいると私は感じています・・・。


私たちは、望む望まないに関係なく、

今のこの時代を生きていて、そこにある情報を受け取り、

その世界観、文化の中で生きています。


それは、ご家庭ご家庭の文化もあると思います。

そういうものの中で、私たちは生きています。


なので、子どもも、知らず知らずのうちに自然に様々な情報を受け取っています。


子どもが言っていることが、本当にその子の内側からの声なのか?

世の中からの情報を得て、自分の考えだと勘違いして、言っていることなのではないか?

子どもの本来のしたいこと、思っていることなのか?


そういうことをわかった上で、

自由にさせるとは、どういうことなのか?

自分(親)は、子どもに何を伝えていきたいのか?


表面的に子どもの言うことをそのまま、やらせるだけのことが、本当にその子を認めていることになるのだろうか?

ありのままを受け止めていることになるのだろうか?

そんなことが、私は今、気になっています。


時代の変化も意識しながら、どうやって生きていくことが幸せにつながるのか?

子どもが言っていることが、子どもにとっての幸せにつながっていくのか?


そこを意識するかしないかは、とっても大きいのではないでしょうか・・・。

子どもの意識の上での成長に、大きくか関わってくると私は思っています。


親御さんの「こうしたい!」 (子どもの好きにさせる)

のもともとのところが、

自分の内側からの声に沿ったものなのか?

世の中的に、こうした方が良さそうだからなのか?

そういう本質的なところが、どうしても問われてしまう気がしています・・・。


子どもがやりたいと言ったことは、なんでも否定しないでやらせてきた。

それは素晴らしいことだと思います。


ただその時、親御さんの気持ちとか、考えを伝えてきたのか?


伝えて、子どもをその通りにさせるとか、そういうことではなく、


例えば、親御さん・・・

「へ~、あなたはそうしたいのね。」「私もそう思うわ」

あるいは、「私はちょっと違う考え方をしているの・・・。」

など・・・、


子どもが、自分のしていること、したいことを、少しでも客観的に観る視点をもつように、会話をしてきたのか?


子どもは自分の意見、考えだと思っていても、世の中的なものの影響を受けていて、自分(子ども自身)の想いとズレていないか?


親御さんが何かを伝えたとしても、それを採用するかどうかは、子ども本人が選択できる状態だったのか?


その上で、子どもの決めたことを、尊重してきたのか?

(もし、世の中的なことの影響を受けての選択だったとしても)


自分で決めたのだから、勝手にやりなさい、

という感じで、親御さんは手放していなかったか?


ありのままを大事にするというのは、

もし失敗だったと、子どもも自分(親)も思ったとしても、

それを丸ごと尊重するということ(許すとか、そのままでいいということではなく)で、経験というプロセスをどう捉えていくかが大事なのではないかな・・・と思っています。


親御さんが、本当はこうしておけば良かったのに、という気持ちを隠して、言葉の上だけで、尊重したつもりになっていても、


それは子どもに伝わっていて、子どもはやっぱり正しいことをしなければいけないんだ・・・、自分の選択がダメだったんだと思うように感じます・・・。


それでは、自分のやりたいことやる、とか、自分で決めて、自分の人生を進んでいくことが怖くなるし、周りの状況を見ながら、自分の選択を決めるしかないように思います。


「リスクを引き受けて、その結果の責任も取る」


そういう経験を積むことが、思春期は特に大事なんじゃないかと、私は思います。


失敗をたくさんしても許される年代を、お子さん自身に大事に過ごさせてほしいなと、思います。


そういう経験を通して、自分を知っていったり、社会との関わり方も身につけていくものだと思います。


自分を知らなければ、社会との関わり方も分かりません。

自分を知らないまま、社会に出ると、とってもハードルを高く感じたり、不安に思うことも多くなるように思います。


なので、まず自分を知っていくこと。

それが思春期の大事なテーマだと思います。

そのための経験です。


実際にやってみなければ、自分が出来るのかどうか分からないことが多い、と気づかせれあげられるのも親の仕事ですよね・・・。


それを待てる自分になる(親御さんテーマ)

かな・・・と思います。


待つというのは、我慢とは違います

自分(親御さん)の心の状態を常に整えておかないと

きっと待てないのでは・・・と、私は思います。


親御さんの気持ちの状態が整っていれば、

多少のことが起こったとしても、対処は何とでもできるのではないでしょうか・・・。


なので、私は親御さんのカウンセリングを大切にしています(*^^*)




先日、箱根へドライブに行ってきました。

富士山がとっても綺麗でした☆彡


* * * * *


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[カウンセリングルームSUN]宮﨑 真由子