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バモティータイプR

バモス エアコン点検

2017.07.05 12:25

以前2回ほど(一瞬だけ?)エアコン始動させましたが、温風だったので…


多忙なのもあって、ご臨終…と割りきってました。が…


流石に30℃越えて湿度も80%越えてると…虫の息(´д`|||)


2時間程隙間が出来たので…


どうせガスが無いのだろう…と補充の準備


その前に、コンプレッサーの目視

ネットで拾った画像の加工で申し訳ないですが

コンプレッサー単体…

この矢印の間は、ベルトかかってるのもあり、常に回転してます。



A/C作動させると…

クラッチが入り、この中心部も一緒に回り、冷媒ガスが圧縮されるシステム



要は普段がクラッチ切れてて…

SW入れるとクラッチ繋がる…と考えるとわかりやすい(⌒‐⌒)



厳密に細かく言うと、色々な要素が絡んできますけど…


ザックリ壊れやすいパターン中心に記載します。



まず、Egルーム開けなくても…

頑張れば外から確認出来るコンプレッサーの目視点検


A/Cをon・offして、↑の中心部分が連動してるかどうか…

offだと回ってないので画像のように止まってます


onにしても止まってるなら…

・コンプレッサーのクラッチ死亡

・リレーの死亡

・ヒューズが切れてる

8割こんな感じで考えて間違いないです


今回は生きてるみたいなので…

満載の積み荷下ろして、Egにアクセス

ゲージ繋いで、圧力の確認


※あえてどのタイミングの写真か…

具体的な数値は書きません( ´艸`)


車種によって、高圧・低圧の数値違いますし、この程度は自分で調べてみましょう(笑)

整備書に記載ありますので、デラで聞くと一発です(⌒‐⌒)


冷媒ガスの流れは…


コンプレッサーで圧縮

 ↓

高圧側から放出

 ↓

各配管内通り…

 ↓

低圧側からコンプレッサーに戻る


この流れを前提に考えて、おおまかに言いますが…




・高圧側・低圧側どちらも低い

→ガス不足


・高圧側・低圧側どちらも高い

→ガス入れすぎorエキスパンションバルブ不良

GS等で点検すると…

このパターンが結構多い(-_-;)

冷えない=ガス不足…と素人判断してガス補充

多少ならまだしも…

入れすぎてコンプレッサーをパンクさせてしまう場合もある…

エアコンはGSで点検しないほうがいいかも?


エキスパンションバルブが不良の場合は、ガスの気化させれないから…


高圧側配管に霜付きする場合が多い




・高圧側が低く低圧側が高い

→コンプレッサー死亡?

圧縮出来ないから高圧側が低くなる

圧縮出来なくても、ガスが規定量入ってれば、戻りは通常通り=低圧側がフツーor高くなる



・高圧側が高く低圧側が低い

→詰り?リキッドタンク不良?

コンプレッサーでちゃんと圧縮するから、高圧側はフツーの圧力になるが…

どこかで詰まってるから、低圧側に戻ってこない=低圧側が低い


常に圧縮してるが…詰まってるから行き場が無い


例えて言うなら、ホースの先塞いで水道ガンガン出すのと同じで、圧力がどんどん上がる



今回、どちらも高かったので…

エキパン?と疑いつつ、少しガス抜いてみる…



無事、冷風が出てきました(笑)


ただ…コンプレッサー回らない時もあるのと、時々リレーからカチカチとハンチング音するから、リレーの可能性もあるかと…

仕事が落ち着いてから詳しく見てみようかと(^_^;)



簡単にまとめますと…



◎コンプレッサー(中心部)が回らない

    ①コンプレッサークラッチ不良

    ②通電してない


        ①→クラッチ部分が単体で部品が

               出るメーカーもありますが…

               交換はちょっと面倒なの

               で、コンプレッサー交換が楽    

        ②→リレー不良、ヒューズ切れ

               途中の断線・接触不良


ゲージ繋いで…

(※必ずエア抜きしましょう)


◎どちらも低い

    →ガス不足

◎どちらも高い

    →ガス入れすぎ

        (ごく稀にエキパン開きすぎ)

◎高圧→低い 低圧→高い

    →コンプレッサー圧縮不良

◎高圧→高い 低圧→低い

    →配管内部での詰り

        (一番可能性高いのはリキタン詰り)



簡単なエア抜きですが…


Eg止めた状態(冷媒ガスが循環してない状態)でゲージ繋ぐ


真ん中の黄色のホース継手の根元にネジキャップがついていて、キャップ外すと、中にムシバルブがあります


ガスも入れる場合で、ボンベや冷媒缶も繋いでるのなら…

全て繋がってる状態で


青のバルブ開いてムシを押す(0.5~1秒…ガスが出てこればOK)

=青の配管内はガス充満→バルブ閉める


赤も同様にバルブ開く→ムシを押す→バルブ閉める=赤の配管内ガス充満


黄色…ガスのバルブ開けてムシ押す→黄色配管内ガス充満


配管内の空気がなくなればいいので、順番はどうでもいいです(^^)


ガス繋がない場合は…

青矢印や赤矢印の配管ネジ…

バルブ閉めた状態・配管繋いでる状態で緩めればガスが出てくるので、ソレでエア抜き出来ます


黄色が繋がってないなら…

バルブ開けるだけで真ん中の接続口から放出も出来ますけどね( ´艸`)


コレが一番簡単なエア抜きです(^^)v



細かいコト言うと…まだまだ原因となるものがありますが…

機械モノや消耗品が原因となる可能性が高いので

・コンプレッサー→経年劣化

・エキスパンションバルブ→経年劣化、ノズル詰り

・フィルター(リキッドタンク)消耗品


そして…


構造的に配管の接続箇所が多いのと…

車は振動が激しいので、ガスが漏れやすい

加えて接続箇所はOリング(消耗品)が入ってる


なので、どうしてもガス漏れが原因のトップになりやすい


かと言って…

冷えない=ガス漏れって判断して、ガス入れするGSもいかがなものか…と思いますがね(-_-;)


そもそも、車種別のガス圧わかってんのか?と思いますがね


家庭用エアコンも同じですが…


ガス不足してもエアコンは冷えませんが、ガス入りすぎてると、エアコンは冷えません


逆に入れすぎるとコンプレッサーパンクします


家庭用よりはカーエアコンのコンプレッサーは、かなり丈夫なので、少し入れすぎたぐらいじゃパンクしませんが、効かないのは同じ


今からの時期、エアコン必需品になるのでおおまかな参考程度に(⌒‐⌒)


ゲージは…

自分で車触るのなら、持っていてもいいかもしれませんね~


車変わっても永久的につかえますので(^^)v

ただ、家庭用のエアコンに使うなら…


大昔のR22ガスにならネジ合いますが…

少し前のR410やR32だと(確か?)5/8なので、変換ネジ?用意しないと使えません…が、使えないコトもないので、便利っちゃ便利かも?


もしかすると、真空ポンプなくても…


例の中華製クーラントチャージャーの接続加工したら、コンプレッサーで真空引き出来るかもね~(遠い目)