今年の庭の紅葉
2021.12.12 22:00
今年の初冬は、あまり感動的な紅葉の彩りが見られませんでした。
今年は11月に暖かい日が続き、あまり際だった紅葉樹が目に付きませんでした。
11月30日夜は嵐となり、その後2~3日強風が続いた為、紅葉し始めた木の葉は大分落ちてしまいました。
天候が回復して風が収まった12月上旬、鮮やかに紅葉したサルスベリの木を見付けました。
モミジの木は、種類によって紅葉時期が異なりますが、毎年鮮やかに紅葉する「青龍」がいち早く紅葉しました。
12月3日、「イロハモミジ」は青々としたまま、全く紅葉してはいませんでした。
柿・梅・カリン・クロモジの木などは、既に落葉しており紅葉を楽しむ機会が有りませんでした。
モミジの「青枝垂」も、「青龍」のモミジと同じ頃に紅葉していました。
同じイロハモミジでも写真中央に見えるイロハモミジは、嵐や強風で殆ど葉が落ちてしまいました。
昨年の12月30日、初冬の紅葉をブログで報告しましたが、今年の紅葉は、昨年程に彩りを期待出来ないと思います。
最低気温がまだ10度近くあり寒暖差が定まらないので、「青龍」モミジの北側にある南京ハゼの木は、半分紅葉し初めて直ぐに落葉するなど、紅葉の色合いも落ち着かず、今年の気候は例年と比べて若干違いが見られます。
写真中央の低木「コバノズイナ」の木が、赤紫色の独特な紅葉を見せるのも、この時期ならではです。
(おわりに)
毎朝、庭木の木陰を散歩して樹勢を眺めると、四季の移り変りが肌で感じられます。
古民家ギャラリー懐古庵では、紅葉の樹形を見ながら「石碑の庭」も散策できます。
石碑の言霊を探しながら、自然の小世界で遊び、四季の彩りを楽しむのも至福の一時です。