「YBP」に関わり始めたはいいが、この超どマイナースポーツで、資金集めどうするの?
先日から更新しているトムトムマンのBlog。今日が4日目。晴れて3日坊主を卒業いたしました。(自分に対して、おめでとうございます。と言いたい。)
毎日更新するつもりはないのですが、このBlogも通算1000PVを超え、素人としてはなかなかの数の方に見ていただけているのではと思います。非常に励みになります。これからもコツコツやっていくつもりですし、やっていけそうな予感です。
(Photo by Motoyoshi Yamanaka at YBP)
(トムトムマン?、お前誰よ、って思う方はこちらへ http://www.2tomman.net/posts/2616645)
(最初UPした記事の写真と、ちょっとだけ違うアングルの写真@YBPで撮影)
さて、前回のBlogで、元ライダーでもないアナタが、どうしてBMX競技施設の「YBP」に関わったの? http://www.2tomman.net/posts/2619347 という記事を書きました。
関わった理由(上記の記事)を、ざっくり言うと、僕は元自転車のライダーじゃないけれども、栗瀬裕太の熱に押された。彼の考える(YBPの)ビジョンにワクワクした、というところが関わり始めた大きな理由です。
で、関わるタイミングで、栗瀬裕太は、いったい「YBP」の何に困っていたのかというと、BMX世界基準コースの完成に必要な「8mスタートヒル」が建設できない。でした。
(世界基準コースなど、YBP、ってそもそも何よ!?についてはこちらの記事へ http://www.2tomman.net/posts/2617321)
ですので、僕が関わり初めて最初に取り組んだこと。
それは「8mスタートヒル」建設に向けた資金集め。ここから関わりました。
正直なところ、超どマイナースポーツで、企業スポンサーを集めることは、相当難易度が高い。これからやることは、とてつもなく難しい。やる前からそう思ってました。
というのも、元々、仕事で、自転車系メディアの運営や、サッカーメディアの運営、また知名度がそこまで高くはないスポーツ選手のスポンサー獲得に関わったことがあり、知名度の無いスポーツや、選手のスポンサー獲得の難しさを、肌感覚で理解していました。
また、資金集めの一般的な選択肢として、
銀行からお金を借りる?
いや個人での運営で、この施設で稼ぐところもまだ決まってない中では、信用力の問題で無理だろう。
では、誰かからお金を借りる?
いやいやスタートヒルの建設には3ケタ以上の金額が必要で、そんな簡単に借りられる金額でもない。これはかなりハードルが高い。
(株式会社じゃないので株式投資を受けるのも無理でしょうし、そもそもビジネスモデルあるのか?いえ、その段階ではなったです。それなら株式会社だったとしても投資は難しい。また、まだ始まってないことなので、何かの助成金を得ることも難しいでしょう・・・)
難しいとはいえ、この「YBP」のプロジェクトは、すごいワクワク感がある。そして、もしも完成したら、とても意義を感じられること。
それなら、最初から無理と諦めるのではなく、何か、方法があるのではないか。そして、彼(栗瀬裕太)は、一人でここまで造成してきた。ここまで一人で持ってきたのは事実。これからの自分(栗瀬裕太のYBP)のビジョンを多くの方に訴えて、多く方に協力をもらえる方法がないか。
そこで、新たな資金集めの方法として、ちょうどその2013年頃、隆盛を迎えつつあったクラウドファンディングを利用したらどうか。と考えました。
これを実施した2013年当時は、まだまだクラウドファンディングの認知度も高くはありませんでした。スポーツのカテゴリーで100万円以上集めたプロジェクトは、数えるほどしか存在せず、スポーツにおいては成功確率も非常に低い。
しかし、クラウドファンディングしか方法が見つからず、この方法で資金集めに成功させるしかない。
プレゼンの映像や記事を作るにあたり、素材を見ていくと、なんと継松(現YBP PROJECT理事)が、YBPの造成中の映像を撮りためてたんですね。
それならば栗瀬の言うことのやってきたことの真実味もあるし、完成していく様子も確認でき夢がある。その映像を見てもらって、彼(栗瀬裕太)のビジョンを伝えていこう。..と、継松と一緒にクラウドファンディング成功に向けた”プロジェクト”を開始したわけです。
ちなみに小話ですが、クラウドファンディングには、当時大きなところが2箇所あって、Readyfor(レディーフォー)と、CAMPFIRE(キャンプファイアー)。
この2箇所を分析した結果、Readyfor(レディーフォー)は社会貢献軸なプロジェクトが多くって、CAMPFIRE(キャンプファイアー)は、なんというか、ROCKな感じのプロジェクトが多い。
どう考えても、この「YBP」のプロジェクトはROCK寄りだろう、とCAMPFIRE(キャンプファイアー)一択で進めることにしました。
そして、クラウドファンディング用に作ったプレゼンがこちら、
クラウドファンディングのプレゼン映像(2013年6月公開)
この映像で、クラウドファンディング『CAMPFIRE(キャンプファイアー)』「8m級スタートヒル建設プロジェクト」http://camp-fire.jp/projects/view/688 を開始しました。
このプロジェクトがどうなったか、というと、、、
(だいぶ間を省略するようでなんですが、、、)
ついに完成!国内初となる世界基準のBMXトラックコース披露! 2013年8月31日
(上の動画のキャプションとの、表情の対比がいいっすね。まさに明暗って感じでしょうか)
クラウドファンディングで、お世話になった皆様、その節は、大変ありがとうございました。(僕も、その当時は、どちらかというとこのプロジェクトで一人でも多くの支援者を集めるための支援者という立ち位置でした)
こうして(今考えれば、最初の関門?だった)超どマイナースポーツの資金集めとして、クラウドファンディングを活用したよ、というお話でした。
今回も、ちょっと長い記事になってしましました。まずは、更新を続けるのと、ライトな記事目指したいです。
関連記事
http://www.2tomman.net/posts/2617321
元ライダーでもないアナタが、どうしてBMX競技施設の「YBP」に関わったの?
http://www.2tomman.net/posts/2619347