ランニングシューズのこと
ランナーのみなさんは、それぞれの靴箱に、いったい何足くらいのランニングシューズを備蓄しているものなんでしょうか?
僕の場合、①普段の練習用2足(いずれも厚底のプーマ)[ソールのクッションは一回走ると劣化するので、毎日同じシューズを履くと膝に悪いというようなことを、どこかで読んだので、毎日交互に使用]、②ソールやや薄めのフルマラソンレース用1足(ミズノ)、③さらにソール薄めのハーフレース用1足(ミズノ)、④もっと薄いソールの駅伝および5キロ未満レース用1足(ミズノ)、⑤トレラン用2足(サロモン、ラン用から転用したアディダスマナ)、⑥地下足袋のようなベアフットシューズ1足(ニューバランス)という感じです。(一度だけ、ノーブランドの安いシューズを買ったんですが、一回履いて、あまりにも着地が固くて_| ̄|◯、以来ずっと靴箱に眠っています、いわゆる「安物買いの銭失い」^^;)
一方、最近とっても気になっているのが、facebookを中心にかなり宣伝している「ナイキ、ズーム」。
ナイキのシューズは持ってないんですが、大迫選手のボストン初マラソン3位という実績と、プロモーションビデオでの華麗な走りを見せられてしまうと、あ~買っちゃおうかなという気持ちがフツフツと。
でも、最上位モデルが¥25,920で、その次が¥16,200ですか~^^;
これまでの常識は「上級者のシューズはソールが薄い」。「アシックスのターサーを履いてみたけど、まだ僕には早かった」みたいな。それなのに、何なのでしょう、まるで街でギャルが履いてるかのようなこの厚底シューズ。数年前に『BORN TO RUN』がベストセラーになって以来、ベアフットが一時期主流だったというのに…。薄底重視から厚底重視へと、ランニングシューズのパラダイムシフトがくるかもしれませんね。
ところで、毎日走っていると、シューズのアッパーはなんともないのに、ソールがだんだん削れてきて、やむを得ず愛着のあるシューズとお別れしなきゃいけないときっていうのは、なんだか長年連れ添ってきた古女房と別れるみたいでちょっと辛い。なので、僕の場合、ソールがちょっと減ったら、セノバの東急ハンズで購入した補修材で早めの延命作業をコツコツ。
他の競技と違って、マラソンにおけるアイテムはメチャ単純に、「シューズ」と「ウェア」と「補給食」。ゴール後の達成感はもちろんなのですが、自分が気に入ったアイテムを、それぞれ自分らしく選ぶのも、ランナーのもう一つの醍醐味。あ~、ナイキ・ズームど~しようかな~、黙って買ったら古女房に怒られて、ことのなりゆきによっては古いシューズより先にお別れすることになっちゃったりして…でもな~、ほしいな~、黙って買っちゃおうかな~。
「古女房、下駄箱&ブログ、見てますまい」(^^)