器と道具・喫茶室 木と根
2015.10.27 22:00
京都2日目は、こちらも絶対に来たかったお店「木と根」。
カフェのある雑貨店です。
「木と根」を訪れたかった訳、それは私が自宅で愛用している ポット(急須)を
こちらの喫茶室で使っていると知ったことがきっかけでした。
そのポットは、陶芸家 吉田直嗣さんの作品です。
吉田さんを知ってからは、個展の度に、少しづつ大切に買い足しています。
吉田さんの作る焼き物の素晴らしさは、見た目の美しさだけではありません。
例えばフリーカップの口に当たる部分の繊細な作りや、ポットの使いやすさ、
そういった細かなことに 実際に使ってみては日々感動しています。
大抵は、カップでも私は一度に複数は買いません。
1つずつじっくり選んで購入しています。
ポットは少し高価ですので、買うまで1年考えました。
好きなモノを手に入れることは、今ではお金があれば簡単にできることですが、
「ものを選ぶ」ということに対して、自分は常に「真剣に向き合いたい」
と思っています。
そんなわけで、1年悩んだ末購入した ”思い入れのあるポット” から
京都の「木と根」というお店にに辿り着いたのでした。
こちらが、わが家で使っている、吉田さんのポットとくみ出しです。
今日は岡田直人さんの器をじっくり見てきました。
フランスのアンティークのような風合いの白い器です。
ただ、どれも素敵すぎて1つに絞れなかったので、
今後の楽しみに取っておこうと思います。
次回は評判のかき氷をいただきに、夏に訪れようかな。
素敵なお店でした。
木と根 京都市下京区澄籠町589-1 水木定休