【3という数字の魅力・魔力・影響力】
今日は「3」という数字に注目してみようと思う。
私はかなり「3」という数字は様々な力、
影響力を持っていると感じている。
例えば、写真の女の子がどこかへこれから行くとする。
意見が2つに分かれたら多数決で決めるのでは。。
一番小さな数字で決定できるのは「3」
そのほか諺にも
「3度目の正直」
「3つ子の魂100まで」
「石の上にも3年」
「仏の顔も3度まで」
などなどたくさんある。
なにが言いたいかというと
子供の成長も3年の周期があるのではないかと。
0〜3歳=ただただ親御さんの愛情を受け身で受け取る赤ちゃん
3〜6歳=赤ちゃんから幼児、幼児から子供への脱皮
自我の芽生え、主張が始まる
6〜9歳=親から離れつつ友達との世界、自分の世界が出来てくる
9歳〜12歳=子供からの脱皮が始まる
12〜15歳=大人への入り口、思春期、反抗期が始まる
15〜18歳=思春期、反抗期、将来への不安等
18歳くらいまでは3年周期で捉えたらよいのではないかと
多くのレッスン生と接して感じている。
3〜6歳、なんと変化の多いことか・・
お稽古事を始めるのも6歳くらいまでにと
よく言われますね。
親御さんの協力の必要なお稽古事。
まだまだ親を必要とする本能が備わる時に
始めるのはよいのでしょう。
お稽古を継続することで
親御さんの信頼する第3の大人が定期的に触れる。
親御さんが近すぎて見えないことを
第3者であるがゆえに気づき、
子供も吐露することもあります。
近親者を嫌う思春期は特にそうかも。。
この時期に親御さんがアレコレ言ったところで
ケンカが多発・・・
だからこそ親御さんの信頼する大人
子供も信頼、尊敬、聞く耳も持てる第3者が側にいるのは
とても大きいですね。
こうしてみると、体や心が脱皮する時に
反抗的な態度になる。
まあ、自分でも自分を持て余すということの表れ。
こういう時期、親御さんからすれば
決して楽な時間ではありません。
しかし、成長過程を見ると
順調なんだなあ、ありがたいなあと
頭に血がのぼりつつも思っていただければ・・
一人の時間
声に無理やりでも出してみてください。
家での態度など、お稽古の先生に
伝えられるのも大切です。
そういう心の葛藤、不安定なことを知って
レッスン、お稽古することは
とても実りある時間に変わることも多いですから。
子供はどれだけの心ある大人に触れて成長するのか!
これがとても貴重ですね!!
大人への脱皮、変化の中で継続したお稽古事は
蒔いた種が必ず実が実り収穫し大人になって
味わうことができることでしょう。。
P.S.
九州、孤立した地域など災害が大きくなっていますね・・・
命まで奪われた方も・・・
これ以上の被害が拡大しないことを願いつつ
お見舞いを申し上げるとともに
ご冥福をお祈りします。